キャブとサイドタンクを床板にハンダ付けで固定しました。
ボイラーをt0.3の真鍮板から曲げました。今回は煙室は、ちょうどφ20とφ19のt0.5真鍮薄肉パイプの手持ちがあったのでそれを利用しました。末広がりの部分はt0.5の真鍮板を曲げてつくりました。煙室末広がりの部分の前板はボイラーに切り込みをいれて差し込みました。後板は砂箱などで隠れてしまうので省略です。
こういうタイプの煙室は日本の英国型古典機にはあまりありませんが、英国ヨークの鉄博でみた南アの機関車が格好がよく気に入ったので、そのスタイルにしました。
ボイラーは仮止めです。
☆追加(10/7)ボイラーの曲げ方
ボイラーを曲げるのは三本ロールなど特殊な道具を使わなくても簡単にできます。
ボイラーを曲げる前に、ドームや煙突、ハンドレールなどは下穴を0.5mmのドリルで開けておきます。
私はまず、ボイラー下部のつなぎ目の部分(コバ)を少しカーブをきつめに曲げます。今回はボイラーの直径が18mmだったので、φ14ぐらいのパイプを当てて曲げておきます。この部分は曲げにくいので余白をとって、その部分ごと曲げたあとで、余白の部分を糸鋸で切り落とします。
そのあと中央部分を曲げますが、これもφ16のパイプをあてがって、巻き寿司ののように一気に曲げてしまいます。昔のTMSを読むと厚い本の上で丸棒を当ててゆっくり曲げていくと書かれていますがそんなことをしていると日が暮れてしまいます。
こうやって曲げたボイラーは真円にはなっていないので、次に少し大きめのパイプ 今回はφ18のパイプを内側に強引に差し込みます。それを柔らかい木の板の上で押しつけるようにして転がすのを繰り返すとボイラーは次第に真円に近くなっていきます。
最終的には内径きっちりのパイプがあればよいですが、ほとんど場合そういう都合のよい寸法のパイプはないので、少し細めのパイプに紙を巻き付けて直径を調整したものを内側に差し込んで、板の上で押しつけるように転がすと所定の直径のパイプ状のボイラーとなります。
これが私のやり方です。慣れると20−30分程度で、一本できます。
ブログ見られている方もやってみてください。意外に簡単です。
市販のバラキットはボイラーは曲げ済であっても、とても真円とはいえない製品も結構あるので、私はこのやり方で修正しています。
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