阪神間開業時のマッチ箱客車をつくる(2)

二両目の下等郵便合造車の下回りを作りました。

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この客車は、KATOの二軸貨車用のポリアセタール製軸受に珊瑚の古典客車用軸受を貼っています。そのためKATOの貨車と同じようによく転がります。ちょっと傾いている机の上に置くと自然に走り出すぐらいです。

2009年にこの軸受を作った時は、ゴム系接着剤G17で貼ったのですが、やはり少し剥がれたものが出てきました。ただ大半はまだしっかりくっついています。ポリアセタール樹脂は難接着素材ですが今回は、プライマーを塗ってアロンアルファで接着してみました。一応しっかりついていますが、今後の経年変化をみたいと思います。

また低い位置にステップを付けてしまったので、これまでの構造では分解が困難になりました。そのため床板を左右に分割する構造にしましたのでまた工程が増えました。自分の意識としては、やはりブラスモデルは分解できるべきだと思っています。韓国製ブラスモデルの一部にみられるブレーキ関係のパーツなどを接着剤で後付けして、分解できないようになっているのは邪道だと思います。

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IORI工房のリンクカプラーは、見栄えよく強度もあるようですが、ピンセットを使って連結・解結するのはやはり少ししんどいですね。

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阪神間開業時のマッチ箱客車をつくる(1)

年末と元旦は電子・電気工作で終わってしまいましたので、今日は模型工作を始めました。

来年2024年は、阪神間鉄道開業150年です。そこで、放置していた小型二軸客車を仕上げることにしました。

もう20年以上前に古典客貨車の大家のSSさんがエッチング板をつくられたのをわけていただいたものがベースです。それから数年して一旦組み立てたのですが、珊瑚の古典客車用軸受をつかったこともあって、客車の牽引抵抗が強く、その当時作った160形で4両を勾配では牽けなかったので、塗装する気もおきずお蔵入りになっていました。

その後5,6年ぐらいたって、転がりの非常によいKATOの二軸貨車用軸受けを組み込み、走行性は格段に向上しましたが、また塗装せず放置していました。

2019年JAMでわんわんさんのグループで「京阪神を走った車両」を共同展示したときに120形お供として展示させていただきました。

塗ろうかなと思っていたところに今度はJohn England氏の写真が発掘され、それを見ていると、またいろいろ新しい情報を得ることができました。京阪神(西部局管轄)の二軸客車は京浜間のものとは違って、低い位置にステップがついていることなどが判明しました。それでまた追加工作したくなりましたが、手つかず放置していました。

台枠側面のディテールも最初は省略しようとしていたのですが、John England氏の写真をみてしまうと、やはりディテールをつけたくなりました。ちょっと手加工では大変だったのでエッチング板を外注しました。まだパソコンの画像データでエッチング板の原版作ったことが一度もなかったので、よい練習になりました。

前置きがながくなりましたが、仕掛かり品の二軸客車に、エッチング製の台枠側板を取り付けました。一部のボルトなどは、凹のエッチング部分に真鍮線を植え込んであります。

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カプラーはIORI工房の連結可能なリンクカプラーをつけました。この製品のよいのは、カプラーポケットが、ケディーの#5の取付位置などに準拠しているので、ネジを弛めれば、すぐケディー#5などにに交換できることです。この小型二軸客車群は、他の客車と混結することはまずないので、固定編成のように考えて、機関車側のみケーディーにすればよいかとは思っています。ただ裸眼でピンセットを使って連結するのは老眼の身には厳しいですね。

1/3にやっと模型工作初め?しましたが、なんとか三が日に手を動かすことができました。

 

 

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加悦2号機保存のための寄付(ふるさと納税)に協力お願いします

この模型のプロトタイプである120形蒸機の最後の姿である加悦鉄道2号機が保存されている加悦SL広場は閉鎖されてしまいました。幸いなことにこの機関車と2両の二軸客車は地元の与謝野町で保存されるようになったようです。保存のための車庫を建設するための寄付がふるさと納税で募集されています。みなさんのご協力をお願いします。

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明治6年製造 国内で3番目に古い現存するSL「旧加悦鉄道2号機関車」を未来のために保存したい!

 この上のリンクをクリックしていただくと、ふるさと納税のページにジャンプします。

なおこの模型は返礼品ではありませんので念のため

私も些少ながら与謝野町にふるさと納税させていただきました。

 

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加悦へ行ってきました。

今日はKKCのみなさんとバスツアーで加悦SL広場へ行ってきました。
すでに報道されているように加悦SL広場は3月末で閉園の予定です。

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模型の120形を実物の120形のメーカーズプレートの前で写真撮影しました。

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模型の淡路鉄道1号機も同じH.K.ポーター製103号機のメーカーズプレートの前で写真撮影しました。

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4号機も川崎造船が作った日本製のロコですが、ナスミス・ウィルソンの1200形のデザインを踏襲しておりよい感じの機関車です。1200形より少し動輪が大きいですが、こちらの方がプロポーションとしては良いと思います。ただ砂箱はどう見ても米国風なので似合わないですね。

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120をつくる(31)下回り追加工作

下回り排障器やブレーキ関連のテコ・ロッドなどつけましたが、いい加減です。
加悦の保存機も原型からかなり変わっているらしいので、想像でデッチ上げました。
ガイドヨークを付けました。原型ではクロスヘッド連動の給水ポンプがついていたようですが、16番でガニ股になっているので模型化は無理でした。

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ようやく完成したと思ったら、シリンダーのドレインコック付け忘れていました。後で追加工作します。

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この機関車には何色が似合うでしょうか? やはりマルーン系でしょうか?

 

 

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120をつくる(30)イコライザー

120は先輪と第一動輪で左右二点、第二動輪の中央で一点の三点支持です。

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 第二動輪のイコライザー中央一点支持は、複雑な仕組みではなく少しV字型に曲げた小さな真鍮板をフレームに緩くネジ止めしています。以前はいろいろ手の込んだ?仕掛けを作りましたが、実用上はこれで十分なようです。高さ調整は板の曲げ具合や小ワッシャを挟むことでおこないます

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120をつくる(29)動輪軸ばね

やはり動輪の軸ばね(軸箱の下についています)を省略するとシルエットの間が抜けるので、取り付けることにしました。珊瑚の5500用のドロップパーツから加工しました。軸ばねをつけると、ブレーキロッドと当たるので、ブレーキ周りを作り直しました。

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120をつくる(28)ブレーキシュー

ブレーキシューは、珊瑚A7用ロストパーツから加工しました。
ブレーキテコやロッドはかなり簡略化しています。

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ブレーキロッドも加悦の保存機は鉄棒ですが、オリジナルは鉄の帯板かもしれません。

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後部は押さえ板に付けた灰箱パーツ、前部は取付アダプターにネジ止めしました。
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キャブ下のブレーキテコ類は後日工作します。
ドレインコックや排障器も残っています。
年内完成を目指したいと思います。

 

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120をつくる(27)上回りほぼ完成

ボイラーバンドを巻いて、ボイラーと煙室に手すりを取り付けました。

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上回りはほとんど完成しました。

と思っていたら前照灯をつけるのを忘れていました。
ところで、京浜間や京阪神を開業した頃は、標識灯は一灯のみです。
フロントデッキ上やキャブ背面のリアータンク下部にも標識灯掛けはついていません。
I&Wコレクションの写真や現在の加悦の保存機にはついています。
これはいつ頃変更になったのかよくわかりません。
ご存じの方おられますか?

 

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120をつくる(26)ロスコー式給油機

120形では煙突のすぐ後に円筒形(こけし状?)の機器がついています。最初はよくわからなかったのですが、識者におうかがいしたところロスコー式給油機とのことです。古典機ではだいたい煙室側面についていますが、古いものでは、煙突の後の煙室上についていたらしいです。ちなみに130形では球形のようです。
既にI&Wコレクション時代の写真でも撤去改造され煙室側面に移設されているので、はっきり写っている写真がなく、なんとか想像でデッチ上げました。

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ロストパーツの止弁の球形の部分を利用してつくりました。本体部分はパイプの組合せです。ハンドル部分は元のロストパーツからうまく切り取って再利用できなかったので、旋盤で挽きました。

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