今夜は日乃電

今夜は神戸の日乃電さんにお邪魔して、今年150周年を迎えた阪神間開業時の120形の牽くマッチ箱客車列車の模型を走らせていただきました。

巷では「TMSコンペで入賞した作品は、格好はよいが走行性能が悪くて走らないものも多い」といわれているようなので、その疑念を払拭してきました。一時間以上線路上を快走していましたが、特に問題は生じなかったです。

 

客車に使用したKATOのワム80000用軸受けは期待どおりの走行性を発揮しました。ただしIORI工房のピンリンク連結器やドローバーは少し扱いが面倒でした。

やはり模型から音がでないと寂しいですね。検討中のKATOサウンドボックス利用のBluetoothサウンド搭載を早急にすすめたいと思います

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阪神間開業時のマッチ箱客車をつくる(16) サウンドシステム(1)

やはり蒸機機関車の模型は音を出して走らないと物足りなく感じます。

とはいっても120形のような小さな機関車には、DCCサウンドデコーダーを積むのはスペース的に困難だし、低音がよく出るような大きさのスピーカーを積むのも困難なので、DCCサウンド化は諦めました。

PFM/SL1サウンドなら附随車にサウンド搭載も可能ですが、今回の客車は集電していないのでこれも加工が大変です。

となるとやはりKATOのサウンドボックスを利用して、客車に乗せたBluetoothレシーバーに音を飛ばすのが楽だということになりました。KATOのサウンドボックスの最大の欠点は、KATOが発売している車種用のサウンドカードしか発売されておらず、サウンドカードの仕様が公開されていないので自作も不可ということだと思います。今回はKATOから英国Festinog鉄道のSmall England用のサウンドカードが発売されているので、同じ英国型古典機ということで、それを流用することができます。

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車載のサウンドユニットは、かなり前にエレコムから発売されていた30mm角のBluetoothスピーカーを分解して使うことにしました。本来はストラップをつけて携帯電話にぶら下げて外部スピーカーとして使うモノのようです。

製品は接着で組み立てられていますので、周囲に糸鋸で切り込みを入れてバラしました。今回使用するのは電子基板のみです。リチウムイオンバッテリーは過放電して膨張して劣化しており、使い物にならないので、新しいバッテリーと交換します。またこのスピーカーの音質は車載サウンドには向かないので、MRCのバッフルつきスピーカーを使用することにしました。

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この25mm角の電子基板に、Bluetoothオージオレシーバー、アンプ、リチウムイオンバッテリー充電コントローラーの回路が載っています。

私はバーゲンセールで安く買ったので単品でパーツ買うより安上がりでした。もちろんメーカーの取説によると分解は禁止されていますので、同じことをしようとする方は自己責任でお願いします、まだ充電の残っているリチウムイオンバッテリーをショートさせると発火することがありますので、決してリチウムイオンバッテリーをショートさせないようによく注意してください。

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以前ワフをBluetooth音源車に仕立てた時は、スピーカーや基板をを車体に固定しましたが、今回はサウンドユニットごと取り外せる仕様にするつもりです。これは、リチウムバッテリーは使った後充電しておかないと過放電を起こして劣化してしまうからです。携帯電話やノートパソコンなど毎日使う機材ならいつも充電するので、過放電起こすことはありませんが、こういった年に数回?しか走らせない車両に積むと、走らせた後そのまま放置してリチウムイオンバッテリーが過放電を起こして昇天するということになりがちです。そのためにも取り外して別に管理する仕様とした方がよいという判断になりました。

これから車両への着脱方法を考えていこうと思っています。

 

 

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TMS5月号記事の修正・追加

P85左下の写真ですが、キャブ前の汽笛に白い矢印が入っています。サルター式安全弁は、スチームドームについています。下の写真の赤矢印です。訂正してお詫びします、最終の著者校正で見逃してしまいました。

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あと120形の簡単な模型図面というか寸法図も採択されず没になったので、ブログで追加しておきます。

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PDFファイルはここをクリック

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TMS5月号に記事が掲載されました

TMS2024年5月号(988号)に、P82-91に「阪神間開業時の蒸気列車をつくる」として、120形のひく阪神間開業時風マッチ箱 客車列車の記事が掲載されました。機会があれば一度書店・模型店でTMS誌をお手に取ってごらんください。

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最初のページの左上 大阪駅での安治川支線列車の模型との合成写真は気に入っています。

なお P92-93に「120形の角度」として 宮田寛之さんの輸入時から加悦鉄道時代までの実物解説記事も掲載されています。

なおご質問・ご意見などあれば、このブログ記事にコメントをつけていただくようにお願いします。ブログ上でのコメント公開を希望されない場合はその旨 お書き添えください。

 

 

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120(33) 機関士をのせる

TMSコンペから帰ってきたあと、いろいろ追加工作して、記事にするつもりでしたが、できるだけ早く掲載したいという編集長のご意向もあり、その一部だけの追加で記事投稿させていただくことにしました。

そのひとつが機関士人形です。

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とはいってもこの時代の機関士などの制服は、鉄道省時代の金ボタンの制服や国鉄時代のナッパ服とはちがうようですが、全く資料がありません。昨年の新橋鉄道記念館の「鉄道と制服」展にも行きましたが、はっきりしたことはわからず、結局会場にもパネル展示されていたI&Wコレクションの写真をみて推定するしかないようです。おそらく当時の英国の機関士と同じような格好をしていただろうということで、英国のmodelu社から発売されている3Dプリンター製の人形を乗せることにしました。

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このメーカーからは同じデータから加工して作られた人形が、多くのスケールで発売されています。元のデータはCG合成ではなく、コスプレした本物の人間を3Dスキャナで撮ってサンプリングしているそうです。右が1/87 左が1/76です。

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この人形は、HPでじょばんにさんに教えていただきましたが、塗料もじょばんにさんご推奨のCITADEL Colourで塗ってみました。HPに書かれているとおり、こういった人形を塗るときは非常に塗りやすく、タミヤのアクリルカラーとは全然違うと思いました。ヨドバシカメラから通販で購入しましたが、英国からの輸入品のためかこの写真のものだけで、六千円を超えましたので、ちょっと高いです。ただそれだけの値打ちはあると思いました。

上着の色はもう少し黒っぽいのかもしれませんが、明るいグレーにしました。ズボンは黒です。実際に120形のキャブに乗せてみると、1/76では大きすぎます。1/87氏に120形には乗務してもらうことにしました。

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1/76氏の方は、頭をグレーヘアーに塗り替えて、以前製作した009(1/76)のガーラットに乗務させることにしました。ナローの車両は機関車のみでは大きさの感じがわかりにくいことも多いですが、キャブ内に頭が天井に支えそうな人形を入れるとその大きさの感じがよくわかるようになりました。

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阪神間開業時のマッチ箱客車をつくる( 本年のTMSコンペで佳作をいただきました)

TMS鉄道模型コンペ2023で、過分ながら佳作をいただきました。

展示会には出品させていただきますので、期間中imon渋谷店にてごらんください。

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なお作品返還後、ペンディングとなっている一部分、キャブの窓ガラスや機関士人形、サウンドシステムなどを追加工作した後、TMS誌に記事発表させていただく予定にしています。

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120をつくる(32)色を塗りました

120形蒸機の塗装をしました、何色にしようかかなり迷ったのですが、結局マルーンを塗りました。

全体にロックペイントの黒の缶スプレー(ボイラーはつやあり、それ以外はつや消し)を吹いて、サイドタンクなどはタミヤの缶スプレーのマルーンで塗りました。マルーンに塗った部分ははタミヤのコンパウンド(仕上げ用)で研磨しています。

ナンバーはだるまやの切り抜き文字を接着剤で貼りました。今回はやってみたかった煙突に番号を貼りました。実物はキールバンカーにはナンバーはなかったようですが、私個人の好みで貼り付けました(位置はもう少し下がよかったかも)

メーカーズプレートもだるまやの明治機関車用ですが、さすがにロバートスチーブンソンの銘板は含まれてなかったので、一番感じの似ているKitsonキッツオンのプレートを貼って、ごまかしています。イギリスにはOO/HOサイズの銘板のオーダーを受けてくれる業者さんもあるので、後日発注して、貼り直すかもしれません。

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写真を撮ってみると機関車も客車もいろいろアラが出てきました。肉眼で見たときにはわからなかったので、やはり老眼がゆっくり進行していて、見えているつもりでも見えていないのだと愕然としました。

簡単に直せるものは直しましたが、明日が今年のTMSコンペの締切なので、これでヨシとしました。作品が戻ってきてから修正、いくつかペンディングになった部分を追加工作して、同誌からの原稿依頼があれば改めて写真を撮ってもらうつもりです。

今回のコンペはかなり早い時期から用意をすすめていましたが、5-6月に2ヶ月ほど病気療養したこともあって、ギリギリになってしまいました。実は今回の作品、前回(2021)は天候不順のため塗装ができずパスしましたが、その後いろいろ資料もでてきたので、結果的にはよかったのか?と思っています。

 

 

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阪神間開業時のマッチ箱客車をつくる(15) バッファーとドローバー

IORI工房のねじ式連結器ドローバーが発売されたので使ってみました。

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今回バッファーはKKC配布品の固定式ですが、340R(KATOユニトラックの最急曲線)も問題なく通過しました

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ただ車両を線路に置いて、ポンと押したのでは連結できずちょっとコツが要るようです。無理に押し込むのもマズいようで、8本購入したうちの1本が連結するときに折れてしまいました。サポート材から切り離すときの手順が悪く、クラックが入っていたのかもしれません。開放は線路に置いたまま引っ張れば外れますが、走行中に列車分離をおこすことはないようです。また後日どのくらいの力で引っ張れば外れるのか 測定してみようと思います。

明治時代の緩急車は英国本国に倣って、妻面を赤く塗っていたそうですが、それが鉄道開業当初からなのか、途中からなのかもよくわからないし、この模型でそういう塗装をするのも違和感が強いので、両側の台枠端梁を赤く塗るのに止めました。

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なお阪神間開業当時は、連結器も本格的なスクリュー式ではなかったのではないか?という情報もありました。

私の作っているのは、厳密な考証に基づく博物館の標本模型ではなく、自分のイメージを投射した趣味の模型なので、必ず当時の事実とは完全に一致せず、異なってもよいのではないかと思っています。もちろん情報不足・無知の結果にならないように情報収集した上で作ります。

 

 

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阪神間開業時のマッチ箱客車をつくる(14)バッファーをメッキする

今回はバッファーのヘッドを銀色に光らせたいのでメッキしました。

最初はいさみや無電解めっき液でメッキしようとしたのですが、うまくいかず、結局いつもどおり電解メッキしました。

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いつもどおり9Vの6P電池を使ってメッキします。

今回はパーツ全体にメッキしたいので、綿棒メッキではなく、メッキ槽にパーツを浸すことにしました。

メッキ槽はポリエチレン製の瓶の中蓋です。メッキ液はめっき工房用のニッケルメッキ液です。

陰極はICクリップに接続し、バッファーの足の部分をくわえました。

陽極はニッケルの薄板をメッキ層にワニグチクリップで固定し陽極に接続しました。

このニッケルの薄板は、リチウム電池の修理用?のストリップテープです。

昔マッハのメッキセットに入っていたニッケル板だといちいち洗浄する手間が要りますが、これならコストも安いので使い捨てもできます。なおメッキ使用後は表面に黒い物質が析出します。

バッファーの本体部分は、タミヤのXF1つや消し黒のエナメルマーカーで塗装しました。

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阪神間開業時のマッチ箱客車をつくる(13)塗装と仕上げ (続々)

屋根は、ジャーマングレーの単色では不自然なので、ウェザリングしたら落ちつきました。今回はホルベインの顔料でLampBlack(油煙)を使いました。擦りつけすぎると艶が出てしまうので要注意です。タミヤの缶スプレーはベンジンでは溶けないと思っていましたが、少し溶けるようなので、最後にベンジン浸けたペーパータオルで擦ると固定されるみたいです。屋根と車体の塗り分けの乱れは、#2000のペーパーで仕上げて、屋根断面にタミヤの黒のつや消しエナメルマーカーをひきました。

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客車のインテリアまでは作り込まないつもりなので、中等車はIMONのロングシート(24mm52mm)から加工したシートを両面テープで固定しました。室内灯はつけないので、窓ガラス越しにぼんやりとしか見えないのでこれで十分かもしれないです。両面テープ固定なので取り外しできるので、気が向いたら追加工作も可能としておきました。実物の色はこんなに明るくないはずですが、あまり暗いリアルな色にしても存在がわからなくなりそうなので、敢えて無塗装にしました。上等車はカツミのロングシート(惜しまれつつも絶版?)から加工しました。こちらは少し色が派手すぎるので、ミッチャクロンで下塗りしてから、タミヤのダルレッドの缶スプレーを吹きました。

 

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IORI工房のねじ式連結機は、従来品では連結するのが、特に老眼モデラーにとっては、大変でした。メガネかけてピンセット使っても、両掛けにすると3両連結するのが、気力と時間の限度です。そこで先日IORI工房から新発売されたドローバータイプのねじ式連結器を使ってみることにしました。

 

 

 

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