エッチング板貨車を組む(5) Rail classic のワフを改造する

Rail Classic のワフですが、そのまま組んだのでは、西武などの私鉄風のワフになってしまいます。まあそういうコンセプトの製品だから、当然なのですが、私の鉄道には似合わないので、側窓つきの緩急車に改造することにします。

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下が製品オリジナル、上が改造案です。

Rail Classicのキット組立説明書より引用、加工しました。

貨車略図明治44年版に掲載されているワフ2700形(英国メトロポリタン社製)を参考にデザインしました。英国製を参考に日本の自社工場でコピーして製造したという想定にでもします。

 

 

 

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エッチング板貨車を組む(4) ワールド工芸の私鉄型ワを組む

RailClassicのワのディテーリングはすこしおいておいて、ワールド工芸の私鉄型ワを組んでみました。

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上回りはほぼそのまま組みましたが、屋根が薄いペラペラの板だったので、0.8角線で縁取りしました。また扉のストッパー?の柱を帯板で追加しました。またエッチング抜きの手すりがついていますが、私はアレは好みではないので、φ0.4真鍮線で作り直しました。

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下回りは製品オリジナルは三点支持ですが、フカひれイコライザーに改造しました。

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この製品はブレーキ引棒のディテールも標準仕様なので、少し改造して組みましたが、分解組み立ては知恵の輪状態となってしまいました。

やはりワールド工芸のキットは素組するためのもので、改造するのは大変です。よい子は改造しようなどとは考えずそのまま組みましょう!

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エッチング板貨車を組む(3) Rail Classic のワをつくる(下)

下回りはフカひれイコライザーを組み込みました。

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軸受車輪を取り外すと構造がよくおわかりいただけると思います。作用ロッドは、φ1.0真鍮線をS字状?に曲げた物で、このロッドの受けはアルモデルのドローバーというエッチングパーツを半分に切って使いました。

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軸受センターをワッシャをいれて、ルーズにネジ止めしています。

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軸受は珊瑚のロスト製古典貨車用軸受けです。
可動化するために取付部を2->1mmに薄くする必要があります。
フライスで削ると材料の銜え代や段取りを考えるのが面倒なので、バイスにくわえて糸鋸で二枚におろしました。

また軸距を44->40mmに短くしたので、側梁のリベットの位置があわなくなりました。ちょうどワフの軸距が40mmなのでワフのパーツを短縮して使いました。ワフの方は車体長が長いのに軸距が短いので、これはすこし伸ばそう思います。側梁のパーツは自作するつもりです。

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三回では終了せず、ディテール追加は続編で書きます。

3/1追加 フカひれイコライザーの動きです

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エッチング板貨車を組む(2) Rail Classic のワをつくる(中)

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半日がかりでなんとか組めました。手すり類のディテールは未装着です
やはり珊瑚系の製品だけあって(失礼)、考えて修正しながら組んだので、十分楽しめました。
すんなり説明書どおり図面どおり組める製品は物足りません。変態化しています。

キットのオリジナルはホイルベースが45 44mmですが、少し長すぎてキニイラナイので、41 40mmに短縮しました。実物のワでもホイルベースはいろいろあるみたいです。

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フカひれイコライザーをいれるので、軸受取付部は改造しました。

作用ロッドや支点はまだつけていません。

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エッチング板貨車を組む(1) Rail Classic のワをつくる(上)

数年前に購入して罪庫していたRail Classic の貨車エッチング板を組んでみようと思いました。
パーツを切り出す前の写真を撮り忘れました。エコーモデルのHPの写真へのリンクをご参照ください

切り出して帯板など貼った状態です。

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帯板はキットのエッチングパーツではなく、t0.4快削真鍮板から切り出した0.9mm幅の帯板を貼りました。

ほぼキットのままですが、台枠のアングルは1x3x1のアングルを使用しました。また端梁にはバッファー用の孔を開けておきました。

 

 

 

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だるまさんが走った(5) 尾灯室内灯回路(続)

約3年間放置していた ワフです。
ロータリーエンコーダー式の切替回路を開発しているときに思い出して、また引っ張り出してきました。

以前作った尾灯切替回路では、直流で低速運転時に暗いのが不満で放置していました。
フォトインタラプタ(ロームのRPI-246)のフォトトランジスタに直列で発光ダイオードをつないでいましたが、やはり電流が不足して暗いようなので、今回トランジスタ一段で増幅するようにしました。
また直流低速時の明るさを安定させるため昇降圧形DCDCコンバーター(ストロベリーリナックスLT1615)を使うことにしました。
その前にショットキーバリアダイオードブリッジブリッジで整流しています。ダイオードブリッジブリッジへの入力で2.0Vあたりから点灯します。

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発光ダイオードは仮置きです。赤いのが尾灯用、黄色いのが室内灯用です。
PFM/SL1信号電流用フィルターのインダクタと電流安定用のコンデンサーをつけます。


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古典三軸タンク車(9) ブレーキまわり

ワールド工芸の軸受に付属していたエッチング製のブレーキ梁を取り付けました。
中間軸はやはり実物にはブレーキシューはついていないようなので、撤去しました。
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左右両方の軸受にハンダ付けすると分解できなくなるので、片側のみハンダ付けして、反対側は差し込んだだけです。ブレーキロッドは分解組立の邪魔になりそうなので省略しました。
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ブレーキシュー取付部の根元はエッチング板を折り曲げて半田を流しただけでは強度がイマイチとおもったので、1.0x1.5mmの真鍮帯板から小片を切り出してハンダ付けしました(赤矢印)

これで一応完成ですが、タンク車というのは手間がかかると実感しました。
米国型のブラスモデルではタンク車が高価なのも納得できました。

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フリーのボギータンク車(1)

もう一両タラ100のエッチング板を罪庫していましたので、こちらはフリーランスのセンタードームのボギー車に仕立てることにしました。
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こちらの鏡板は珊瑚模型純正?のエッチング板に付属していたモノです。
アーチーバー台車はケディーの貨車用アーチバー台車です。ドームは杉山模型のパーツです。

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石炭車を作る(3)

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H御大のオリジナル(右)と並べて写真を撮らせてもらいましたが、やはりひとまわり大きいですね。


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古典三軸タンク車(8) ほぼ未塗装完成

ひさしぶりに仕掛かりの三軸タンク車に手をつけました。

タンク本体につく取付板はやはりハンダ付けしました。
排油管?のキャップは、管継ぎ手を利用しましたが、それらしくなりました。
エコーのパーツ 貨車用ブレーキテコセットを使ってブレーキテコと支え台をつけました。
台枠に1.5mmアングルから加工した補強材?もつけました。
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タンクハッチ側のタンク上面のディテールは、半田鉄道局長さんにいただいた資料で判明したので、手すりと歩み板をつけました。歩み板は取付脚をつけたら精密感がでました。
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両端の二軸はフカひれイコラーザーを組み込んでいます。
中間軸は、フランジレスでバネで軽く線路に圧着しています。
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これでほぼ、未塗装完成です。
中間軸は実物はブレーキシューついていなかったのでしょうか?

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