割り出し機
今回制作中の6500の煙室戸は、周囲のボルトの数が22個です。これまでシリンダー蓋のボルトなどは昔の鉄道模型社の割り出し機使っていましたが、24分割や20分割はあっても、さすがに22分割はありません。久島さんの「ミニ旋盤を使いこなす」という本に、歯車を旋盤の主軸につけて割り出すということが書いてあったのをヒントにして、歯車を使って割り出し機を作りました。
協育歯車のモジュール1.0で歯数が22枚というのがあったので、これを入手して割り出し機を作りました。構造は写真でおわかりかと思いますが、材料をくわえる歯車の内径と同じ、コレットチャック様の部品を作りはめ込んでいます。これでどんな端数でもその歯数の歯車さえ入手出来れば、円周の割り出しができるようになりました。
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