バックマンの4-4-0
昨年から予告されていたBackmannのRichmond 4-4-0 American-Modernが発売されましたので、購入しました。Richmondは、Schenectadyなどと統合されてALCOとなったアメリカのメーカーですが、日本には同社の製品は8900形が12両輸入されたのみなので、日本型古典機ファンにもなじみの薄いメーカーです。
製品のスケールはもちろんHO(1/87)ですが、日本型16番(1/80)としてみるとPittsburgh製の6000形(関西鉄道追風クラス)に近い寸法となります。(動輪径19ミリ、動輪軸距26ミリ、先輪直径8.2ミリ 、シリンダー中心間隔26ミリ)ただやはり印象が違いますので、よく検討してみると車両限界の関係か6000形に限らず日本に輸入されたロコは高さが低くなっているようです。というわけでパソコン上で画像を切り貼りして日本型風にしたのが下の図です。6000型は鋼製キャブで製品の木製キャブではありませんが、煙突とスチームドームの背を低くするだけでも日本型っぽくなるようです。ただ煙突の短縮は簡単にできそうですが、他の部分を傷つけずにドームを低く加工するのは大変なことになりそうです。まなおBackmannのこの4-4-0は鋼製キャブもありますが、ピストンバルブの仕様しか発売されないのは残念です。ついでにテンダーも画像上で切り貼りして日本型風の3軸にしてみましたが、個人的にはアメリカ本国のような長い方が好きです。
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