6500 (11)
6500の動輪は 最初PSCのロストパーツを加工したのですが、こちらの加工が稚拙であったためか、フレが出てしまい。このロコの手が進まない原因のひとつとなっていました。修正も考えましたが、珊瑚の86用の20φ16本スポークの手持ちがあったのでこれを加工して作り直すことにしました。まずバランスウェイトを加工するために旋盤でヤトイをつくりそれの先にネジを切って動輪をナットで固定します。これにバイトを当てて削りますが、これは旋盤の主軸を手回しでゆっくり回してバランスウェイトを削り取ります。バランスウェイトは後で真鍮板から作ったものを接着剤で貼りつけます。次に大きなヤトイを作って、動輪をあて板の上からスクリューキャップのネジでしっかり固定してゴムタイヤ用の溝削ります。このヤトイは大体の形に削っておいてねじ穴などの加工後、もう一度旋盤にくわえて動輪の軸のはまりこむ凸部分を削ります。一旦チャックからはずすと心が狂いますので、作業が終わるまでチャックにくわえたままにします。次回別の動輪のゴムタイヤ用の溝を切るときには、今回の凸部は削り落として、また動輪の軸のはまりこむ凸部分は新たに削り出します。なおゴムタイヤはオーストリアのロコ製のDC(直流)用です。またこの動輪のクランクピンネジは、1/16インチ規格なので、孔を拡げて1.4㎜ネジのアダプターを挿入してロックタイトで固定しました。(わかりにくい部分があったので追記修正しました)
Comments