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On30蒸気動車(2)

蒸気動車が少し進みました。屋根は市販の客社用屋根板(木製)から加工しました。なおこの加工にはブロンクソンのミニサーキュラーソーが活躍しました。今後このツールは中村さんに教えていただいたように改造しようと思います。縦型ボイラーのベースは真鍮パイプからの加工ですが、焚き口の位置とかキャブディテールがよくわかりません。アメリカのバーティカルボイラーのロコでも参考に適当にでっち上げるしかないようです。
Joki2

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6500 (13)

6500の動輪を組立ました。今回はフレがでることなくうまく回るようになりました。
Drv8

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6500 (12)

サウンドシステムを装備する場合 P.F.M.(アナログ)方式にするにしても、DCC方式にするにしても、動輪の回転に同期させるには、動輪にコンタクトをつけることが必要です。既製品としては真ん中の天賞堂製と左端のさかつう製があります。天賞堂製は板のプレス折り曲げでできた接点をプラスティクのドラムに差し込んで固定してあるという構造です。このパーツの欠点をいうとこの接点板と動輪車軸の接触面積が少なく、この部分で接触不良を起こすことがあります。車軸とコンタクトドラムの半田付けを勧めている雑誌の記事もありましたが、あまり熱を書けすぎるとドラム本体のプラが溶けて変型するのでなかなか難しいです。
サカツウの製品は動輪から車軸を抜かなくても装着できるスグレモノですが、反面ブラシの接触面が連続ではないので、ブラシの調整が少し難しいです。
というわけで?今回はコンタクトドラムを自作してみました。右端のように、ジャンクボックスから探し出した昔のM0.4の16枚の平ギアを加工しました。16の歯から4つ残して残りは切り落とします。そのあとエポキシ接着剤で回りを盛って最後は旋盤で削り出しました。耐久性のことを考えると接着剤ではなくエポキシパテを盛った方がよかったかもしれません。
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On30蒸気動車(1)

6500制作中とかいいながら、浮気工場の方も稼働しています。

以前から工藤式蒸気動車には興味があり、以前HOナローで制作しましたが、今回NEKOから日本の蒸気動車上下二巻が発行され詳細なことがわかったのでアルモデルから発売されているOナロー(On30/O-16.5)で夷隅タイプ自動機客車のキットをネタに小型蒸気動車を作ることにしました。上巻に載っている市川商店発売の工藤式軽便タイプと下巻の唐津軌道のものを参考にしてフリーランスにしました。現物はどちらも車体の裾を絞った馬車タイプですが、そこまでキット改造するのは大変なので、客室部はアルモデルのキットをそのまま利用しています。実物はオープンデッキだったようですが、欧州ナローの蒸気動車のようにクローズドデッキ?としました。なお下回りは自作です。
Jokidousya5
Const1

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6500 (11)

6500の動輪は 最初PSCのロストパーツを加工したのですが、こちらの加工が稚拙であったためか、フレが出てしまい。このロコの手が進まない原因のひとつとなっていました。修正も考えましたが、珊瑚の86用の20φ16本スポークの手持ちがあったのでこれを加工して作り直すことにしました。まずバランスウェイトを加工するために旋盤でヤトイをつくりそれの先にネジを切って動輪をナットで固定します。これにバイトを当てて削りますが、これは旋盤の主軸を手回しでゆっくり回してバランスウェイトを削り取ります。バランスウェイトは後で真鍮板から作ったものを接着剤で貼りつけます。次に大きなヤトイを作って、動輪をあて板の上からスクリューキャップのネジでしっかり固定してゴムタイヤ用の溝削ります。このヤトイは大体の形に削っておいてねじ穴などの加工後、もう一度旋盤にくわえて動輪の軸のはまりこむ凸部分を削ります。一旦チャックからはずすと心が狂いますので、作業が終わるまでチャックにくわえたままにします。次回別の動輪のゴムタイヤ用の溝を切るときには、今回の凸部は削り落として、また動輪の軸のはまりこむ凸部分は新たに削り出します。なおゴムタイヤはオーストリアのロコ製のDC(直流)用です。またこの動輪のクランクピンネジは、1/16インチ規格なので、孔を拡げて1.4㎜ネジのアダプターを挿入してロックタイトで固定しました。(わかりにくい部分があったので追記修正しました)
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