英国形サドルタンク(1)
素っ裸にしてしまったパーシーくんが風邪をひいてしまいそうなので、真鍮で作ったキャブを載せてやりました。ちょうどモーター部分がキャブの腰板の部分でおさまってしまったので、オープンキャブにしましたが違和感はないようです。サイズは金田茂裕氏が書かれた「バグナルズの機関車」という本や発売予定の銀座軽便倶楽部の鉄道連隊バグナルのイラスト参考にしましたが、1/80よりやや小さめにしております。1/87にしても良かったのですが、16番のロコとのバランスや009(1/76 9mm)の存在も意識してこのサイズにしました。あとは煙突とかスチームドーム、煙室戸などのパーツを作ってつけてやれば一応完成です。Kさんのガレージキットのフェルドバーンとならべてみましたが、やはりでかいですね。それからパーシーのサドルタンクをそのまま使うと長すぎてキャブとのバランスが悪くなるので、後方を約2mm切断して長さを縮めたらバランスがよくなりました。
6500(15)
6500の上回りのディテールをつけてみました。単複式の切替弁の当たりはもう少しディテールを追加します。この切替装置の詳細については、以前紹介した洋書でその概略は判明しましたが、やはり正確な模型化は困難なので簡略化しています。
16番で車輪が外に広がっているので、ランボード上のディテールは実物から変更しています。一例を挙げると逆転棒は実物はスプラッシャーカバーの外側を通っていますが、模型では内側を通しています。
素っ裸にされたパーシー
最近愛用しているMONOTAROのパーツクリーナーですが、速乾タイプの方は主成分がIPA(イソプロピルアルコール)と書いてありました。以前インターネット上でプラ製品の剥離にはIPAを使うとよいという情報を読んでいたのでパーツ洗いに使った残りの液に TOMIXのパーシーの上回り漬けてみました。約30分ほどで表面の塗装はモロモロになって来たので歯ブラシなどを使って擦り落としました。剥離といっても塗装が溶けるのではなく、モロモロになって浮き上がってくるという感じです。再利用予定のボイラーと煙室部だけはしっかり剥離しましたが他はええ加減です。
さてすっかり素っ裸にされたパーシー君ですが、何になるのでしょう?
金田茂弘さんの「バグナルズの機関車」などの図面を1.25倍(1/100→1/80)拡大してみると台枠、ボイラー、サドルタンクなどの大きさが大体一致する機関車が何種類もあるようです。
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