スイス交通博物館
仕事で出かけた暇をみつけて、20数年ぶりに、スイス・ルツェルンの交通博物館を訪れました。今回は特にお目当ての機関車はなかったのですが、やはり車輌の美しい色には感激しました。
火室部分をつくりました。リベットは、0.5㎜真鍮線の植え込みです。キサゲ刷毛で擦って頭を丸めてあります。
また先輪は、10.5φの8本スポークを使っていましたが、実物は10本スポークでかなり感じが違っていました。ネットオークションで10本スポークの先輪を入手できたので履き替えさせましたが、この車輪は11.0φなのでそのまま交換で済むかと思ったのですが、そうは問屋が卸しませんでした。先台車の後輪はシリンダーに当たるので、0.5㎜後退させる必要がありました。前輪もやはり0.5㎜前進させる必要がありました。あと車軸の太さが違うので、車軸を旋盤で挽いて打ち直しましたが、その時一本だけ少し振れが出てしまいましたが、諦めることにしました。あと困ったのは、デッキとのクリアランスがなくなってしまったことで、もう少しフロントデッキ側面の飾り板を削る必要があります。だいたい4-4-0模型化するときは、デッキやシリンダーとの当たりを避けるため実物を1/80にしたものより小さめの車輪を使うことがお約束です。ところが今回は実物が838㎜直径なのに、11㎜直径の車輪を使ったことが根本的に無理だったかもしれません。
ただ6500は動輪含めて大きな車輪が魅力なのでなんとかしたいと思います。また先輪のスポークも8本と10本ではかなり印象が違うようです。輪心だけ抜き取って小さく削って、10.5φの車輪のタイヤにはめ込めばベストだったのかもしれません。
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