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ターンテーブル

ウォルサーズのターンテーブルを購入しました。といってもHO用ではなくて、Nゲージ用の130'のターンテーブルです。HO用だと小さい90'の方でもターンテーブル直径が315㎜あるので、C62などの制式機用にはちょうどよくても中小型蒸機用には少し大きすぎます。Nゲージ用の130'が直径245㎜なのでちょうどよい大きさでした。ブリッジの上に7850をのせてみました。
もちろん線路は16.5mmに敷き直します・・といっても現在の線路はそのままにして、この上に16.5㎜の線路を貼った板をのせるつもりです。また改造できたら報告させていただきます。
なお今回は米国デンバーのカブースホビーで$225.29で購入できました。送料入れても3万円でおつりがきましたが、ちょっと国際宅配便DHLの配送で一悶着ありました。
Turntable


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マッチ箱客車の軸受

Sさんから頒けていただいたエッチング板から組み立てたマッチ箱客車ですが、下回りは珊瑚の古典客車用軸受けを使っていたのですが、いろいろ車輪を替えてみても転がりが悪くて嫌気が差して放り出していました。この手の客車は牽引するロコが非力なことが多いので、少しでも少ない走行抵抗が要求されます。
先日上京したときにKATO東京ホビセンに立ち寄ったら、以前入手出来なかったワム80000用の二軸台車を売っていたので購入してきました。ご存じのようにKATOのHO貨車は車輪の転がりがよいので、僅かに線路に勾配があると動き出してしまうのでブレーキが必要だねと揶揄されたシロモノです。
珊瑚の軸受けは側板部分とホワイトメタルの軸受けバネ部分のみを切り取って利用することにしました。ただそのままでは装着不可なので、裏側の軸受け部分を大きくドリルでさらう必要がありました。それをKATOの軸受けに接着剤で貼りつけました。実際客車に装着してみるとKATOの貨車と同等まではいかなくても、非常に軽く転がるようになりました。
唯一の心配点は、このKATOの軸受けの材質がハッキリしないので、最適な接着剤がよくわからないことです。現在はボンドG17で貼りつけてありますが、経年変化で剥がれてしまわないか危惧しています。もしもっとよい接着剤をご存じの方があれば教えてください。
ところでこの軸受けには立派なブレーキシューがついていますが、実物の客車にはブレーキはついていなかったので撤去予定です。
Machi


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金田茂裕さんの機関車本がオークションに出ていました

先日YAHOOオークションを除いていたら、金田さんの本が古本として出品されており、かなりの高値で落札されていました。おそらくまだあれらの本は新品で入手可能だということをご存じではない方が多いのだと思います。金田茂裕さんはすでに亡くなられていますが、近藤一郎さんという方が機関車史研究会を継承されて、そこから全部の新品本の購入が可能です。詳しくはここをクリック

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ポータータイプのCタンクの氏素性

一年前にネットオークションで落札したCタンクですが、友人のN君のところにお邪魔したときに持参して鑑定してもらいました。プレスアイゼンバーン刊のThe Art of BrassⅠ巻に製品写真が掲載されており、またBrown Bookのリストにも<ConversionKit>として記載がありました。熊田貿易が1960年にアメリカのKenKidder向けに輸出した製品で、数年間(1959-1961)にわたりいくつかのバージョンが製造され、1000両以上が海を渡ったようです。私が入手したモノは、オリジナルからヘッドライトと煙室扉のナンバープレートが交換されているようです。動輪や鉛(鋳造)製の先従台車などのパーツは鉄道模型社の製品に共通パーツが使われているので、おそらく鉄道模型社の製造であった可能性が髙いということでした。それにしてもこの製品私と同年齢なのには驚きました。やはりブラス製品の耐久性ということを感じました。

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