« 木曽森フォーニー化計画(4) | Main | 9200(4) »

引き続き9200について

9200のドームですが、スチームドームはもう少し削りなおして、下の写真のようになりました。またサンドドームも上部はそのままですが、スカートの部分を小さく削り直したらかなり感じが良くなりました。フロントデッキは新製しました。16番でゲージが拡がっているのでシリンダーや車輪との位置関係も考えてやや幅広(19→21mm)としました。真鍮線でリベットを植え込みました。
92001

またイコライザーを支える板バネを0.2t燐青銅板からつくって実装してみました。まだウェイトなど積まないと最終的な評価は出来ませんが、少なくともジョイントやポイントのフログを通過する時の音は、バネなしイコライザーの時と明らかに違って軽やかな音に聞こえます。
92002

なおisoさんからご質問のシリンダーですが、製品のシリンダー(右前)は何故か前後蓋の部分がシリンダー胴体より細いという実物とは逆の形なので、作り直しました。旋盤で一体に挽き出せばいいのでしょうが、前後蓋を磨きだしにしたいので、胴体は真鍮肉厚パイプ(8×6mm)からの切り出し、前後蓋は旋盤で削り出しました。ただ後蓋は走行調整の問題もあるので胴体に半田付けしてあります。前蓋(左前)は塗装後接着するつもりです。シリンダーブロックのロストは製品のまま利用しています。なおこの写真では分かりにくいと思いますが、シリンダー胴体のパイプ上部には水抜き孔?を開けてあり、シリンダーブロックの弁室部が死腔にならにようにしてあります。こうしないと塗装の時思わぬところから洗浄時に出てきて泣くことがあります(ありました)
92003


|

« 木曽森フォーニー化計画(4) | Main | 9200(4) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 木曽森フォーニー化計画(4) | Main | 9200(4) »