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9200(12) テンダー車高を下げる

もともと機関車本体の高さはオーバースケールだったので、イコライザー可動化したときに0.5mm下げました。するとやや腰高気味だったテンダーの高さが余計によく目立つようになりました。台車マクラバリを作り替えて台車を二点支持に改造した20年前にはそこまで考えがおよんでいませんでした。
というわけで車体側のマクラバリパーツを撤去して、新たに低いパーツを新製することにしました。車高を落とす前後の写真を並べますが、少しは腰が落ち着いて重厚感?がでたでしょうか。
P1000971改造前

P1000974改造後

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9200(11) バックプレート

ウィストジャパンのパーツ(1591)を使って簡単にバックプレートを追加してみました。
キャブディティールまでは作るつもりはないですが、こんな簡単なものでも見栄えがするようです。ハンダ付けで固定すると塗装後キャブの窓ガラス入れるときなどに邪魔になるので、はめ込みです。塗装後接着剤で固定する予定です

P1000969
P1000967

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最近海外通販で買ったもの(1) 機関庫キット

古典模型仲間のJMさんやKさんが購入組み立てされたのをみて、私もキブリの3線扇形機関庫のキット(39452 Ringlokschuppen Ottbergen 3-ständig )を購入しました。やや大振りですが印象としては手宮の扇形庫に似ているかな?。
欲しいと思ったときには品切れだったのですが、いつも注文するドイツの模型店に頼んでおいたら数ヶ月で入荷しました。定価は約45euroですが、輸出なのでドイツの消費税MWst19%が免税になるのと少し割引で25%オフ、送料は小型小包Päckchen12euroで、46euroで購入できました。今は円高なので送料いれても五千円ちょっとです。もちろん一万円以下なので日本の関税は免税です。今回は日本の通関も問題なくドイツの模型店で発送してから6日で届いています。
P1000961

P1000960


このキットは主要部品がはめ込み式になっているので仮組してみました。手前はプラスチックの30cmスケールです。
今度はターンテーブルを組み込んだ機関庫セクションを作ってみようと思っています。

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9200(10) 給水管の曲げ

写真を撮ってブログにアップロードしてみると、給水管の逆止弁の下のカーブが緩くて 水平部が下に下がりすぎているので曲げ直しました。模型を手にとって見ていてもよくわからないですが、画像にしてみるとよくわかりますね。またキャブ内がスケスケなので簡単でもよいのでバックプレートつくろうかと思い始めました。
P958

安全弁を載せ忘れるとやはり間抜けですね

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9200(9) 美しき明治の機関車たち

パイピングなどのディテーリングをはじめていろいろわからないところがでてきたので、1995年のとれいん誌9月号に掲載された黒岩保美さんの"美しき明治の機関車たち"5-だいこん9200-を引っ張り出してきました。この記事を読むと、煙室戸やクリートの形がボールドウィン系とは違って、アルコ系であることは指摘されていますね。やはり手持ちの資料は最初に見ておくべきでした。

この黒岩さんの記事の9200のイラストは黒塗りですね。今回は黒に塗るのもよいか!と思ってしまいます。

なおこの1995年に連載された"美しき明治の機関車たち"(16回)シリーズとやはり1981年にとれいん誌に連載された"古典機関車形態談義"(8回)は、金田さんや臼井さんの著作とは違った面、主にデザインからの視点でかかれているので、古典蒸気模型ファンにとってはバイブルのひとつですね。

こういった有用な資料は、後で単行本になると良かったのですが・・・
9200t_2

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9200(8) パイピング 安全弁

パイピングをおこないました。給水管につく逆止弁は既製品のロストパーツでは大きすぎるので自作しました。パイプや管継手のロストパーツの組み合わせです。排気管やブロワーパイプは割ピンでランボードからの支えを取り付けました。給水管は支えつけようか省略しようか迷っています。また実物ではサンドドームの下あたりの給水パイプ上にステップがついていますがこれもどうしようか考え中です。
なお9200原形の安全弁は英国式?なので、珊瑚のB6用のロストパーツを利用しました。
P953


P949


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9200(7) 煙室戸

折り込んだドリルの先端も無事除去することができ、クリートを無事取り付けることができました。
といってもまたいくつか問題がありました。
ひとつは、上芦別時代の9200はクリートが撤去されているだけではなく、ひとまわり煙室戸が小さくなっているようです。というわけでそのままクリートつけると少し感じが変わるので、クリートのパーツは少し外目なるようにつけました。
またクリート自体の形も、ウィストのパーツでいうとボールドウィンタイプではなくアルコタイプに近い形をしていました。これも誤算でパーツ追加購入することになりました。といってもこのウィストのパーツはありがたいです。昔は自作するとき皆さんクリート一個ずつ削りだしたり、線路のスパイク使われていた(片野さんの8550の記事)ようなので、隔世の感があります。
といってアップロードする写真をよくみてみると、クリートを数個歪んで取り付けてしまったようです。老眼になったのか裸眼ではよく見えませんでした。後で修正しなければなりません。
P947


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蒸気機関車拾遺ブログをリンクしました

鈴木光太郎さんのブロク「蒸気機関車拾遺」をリンクさせていただきました。
日本型だけではなく世界の実物蒸機についてのブログです。
機構面などではいろいろ興味深い知識が得られます。
是非ご一読をおすすめします

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続 英国型ナローサドルタンクのキット(16番/OO仕様)をつくります

完成見本の塗装をしました。一番奥がTMSに発表した作例で、真ん中の赤いのがキットの素組、手前の緑色のがキャブをセミオープンにして、スチームドームをエコーモデルのパーツに交換したものです。2両の完成見本は、7/4のJNMAにて銀座軽便倶楽部のブースで展示いたします。なおキットは鋭意?生産中で、8月発売予定です。

P937


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