9200 (14) テンダー工具箱を削り出す
昔の米国型テンダー機ではテンダー上に工具箱がのっているのがお約束です。
9200でも左右に一個ずつ工具箱がのっているようです。作るのも面倒なのでアメリカ製のロストパーツなども探したのですが適当なものがないので自作することにしました。この手の道具箱でも上面が山形のものといわゆるカマボコ形のものがあるようで、9200は後者です。真鍮角材から上面の曲面を削り出すのもおっくうだと思って、いろいろ考えた末、下記のように丸棒から加工することにしました。
1.まず10mm丸棒の中心に1.5mmの孔を旋盤であけました。(黄、三爪チャック+センタードリル)
2. 次に丸棒の側面を旋盤で削ります。(黄緑、四爪チャック)
3. バイスに固定して真ん中を糸鋸で切断しました。(赤線)
4. 余分な部分を旋盤で削ります。(水色、四爪チャック)
でカマボコ形のベースができました。あとはコレに帯板の丁番を貼り付けて出来上がりです。
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