今年も軽便祭にむけて(2)車輪を作り直す
以前大騒ぎしてキットの車軸を削り直したのですが、材質が真鍮で柔らかいためか車輪を再圧入するときに、少し車軸を曲げたようで少し振れが出てしました。特に問題ないかと思ったのですが、やはり気になるので作り直しました。今回は車軸自体はトミックスの電関用7.6φギアなし動輪についている1mm径ものの両端を落とすことにしました。なお電関用車輪でもギア付きは車軸が1.2mm径なようです。
元のイモン木曽森の車軸は中央が2mm径なので、中央部は旋盤で外径2mm内径1mmのスリーブを引き出しました。ギアと車輪、スリーブは、ロックタイトで固定しました。今回はバックゲージは7.5mmとしました。
やはり車軸が細いと真鍮では曲げやすいようです。トミックスの車軸は固い特殊処理がしてあると書いてあるブログもあったので、車軸は熱処理(焼き入れ)してあるかと思ったのですがそれはなくて普通のニッパーで切断し、バイトも通常のハイスで大丈夫でした。
このサイズの車軸は自分で挽き出すより、オリジナルの車軸にスリーブかパイプをかぶせたほうが精度が出るようですね。
Comments
駆動軸ではないとはいえ、動輪なのに1mmなんですね。
TOMIXは見えないところで材料をケチっているのか、なんて思ってしまいます。
先日、自分が利用したグリーンマックスの客車用台車の車軸は1.2mmでした。
これも、切断とヤスリがけが簡単にできて、ちょっと意外でした。
材料はなんなのでしょうね。
焼き入れしていないドリルロッド(?)
普通の真鍮線よりは明らかに強度があるようなので、1mmでも問題ないんでしょうね。
少し話がずれますが、ロックタイトで固定すると通電はどうなるんでしょうか。
絶縁されてしまいそうな気がして、サウンドコンタクトの固定には使っていません。
ゆるんだ蒸機の動輪を固定するときも、絶縁されてしまったらと、一瞬考えてしまいました。
Posted by: 雨皿 | September 17, 2010 05:18 PM
雨皿さん こんばんは コメントありがとうございます
別にこういうところで区別しなくてもよいのにとも思いますが、逆に間違えないように径を変えているのかもしれませんね。
材質は普通の鉄の磨き棒だとは思います。
オリジナルのイモン=乗工社の車軸は真鍮ですが、車輪にはまる部分が1.5mm径だから保つのでしょうか、これを1mm径に削ってNの車輪を圧入したので車軸が曲がって振れてしまったのだと思います。これからは小型車両の車軸は材料考える必要があると思いました。
それに大量生産だと、いちいち段付き車軸削成するより ストレートの棒とスリーブで組んだ方が安いし早いのでしょうね
うまくロックタイトが均一に回ると絶縁されてしまうのでしょうが、実際は導通していることが多いようです。導通を確実にするのならロックタイトで固定するより、車軸にローレット切るべきではないでしょうか。ラジオペンチで車軸に傷を付けるという簡易法もあります。
Posted by: ゆうえん・こうじ | September 17, 2010 11:57 PM