今年も軽便祭にむけて(3)
何とかサイドロッドを装着しましたが、第二動輪にウォームがかかっており、連動している5個のギアのバックラッシュが大きいので手こずりました。サイドロッドの穴は長穴にしてスムースに回転するようにしましたがかなり調整に時間がかかりました。やはりPUへのサイドロッド追加は禁断の果実のようです。ギア連動にロッド付ける場合は、二個の動輪の真ん中のギアにウォームをかけるようにするのがベストでしょう。
なお輪心は旋盤で挽き出した真鍮製のドーナツ状のパーツですが、エポキシ系で接着してあり、車輪とは絶縁されています。サイドロッドとメインロッドは洋白板からの自作、クロスヘッドはダックス用のロストです。
ハンドレールは最初つけないつもりだったのですが、浜リンさんのフォーニーをネットで拝見して、やはり付けることにしました。メイン州の小型のフォーニーの写真を見てみると、ハンドレールノブは片方は煙室についておりもう片方はキャブ前面に直接差し込まれていて、ボイラー部分にはノブはとりつけていないようです。ノブとハンドレールは塗装後に接着することにします。
あと乗工社系PUでは、ケーディーをフロントデッキに上からネジで取り付ける構造になっていますが、ケディーの穴は1.2mmネジが通る太さですが、1.4mmネジをセルフタッピングでねじ込めるので下面からねじ込むとネジ頭が見えなくて感じが良くなりました。
下回りは見切り発車で上回りはあすから塗装する予定です。
今回ボイラーはラシアンアイアン風の青に塗ってみようかと思います(JR関西緩行線の青か?)
英国型ナローサドルタンクのキット組立説明書改訂版
ガレージキットとして発売している英国型ナローサドルタンクのキット組立説明書改訂版をアップロードしました。わかりにくいとご指摘いただいた部分を加筆・修正いたしました。
今年も軽便祭にむけて(2)車輪を作り直す
以前大騒ぎしてキットの車軸を削り直したのですが、材質が真鍮で柔らかいためか車輪を再圧入するときに、少し車軸を曲げたようで少し振れが出てしました。特に問題ないかと思ったのですが、やはり気になるので作り直しました。今回は車軸自体はトミックスの電関用7.6φギアなし動輪についている1mm径ものの両端を落とすことにしました。なお電関用車輪でもギア付きは車軸が1.2mm径なようです。
元のイモン木曽森の車軸は中央が2mm径なので、中央部は旋盤で外径2mm内径1mmのスリーブを引き出しました。ギアと車輪、スリーブは、ロックタイトで固定しました。今回はバックゲージは7.5mmとしました。
やはり車軸が細いと真鍮では曲げやすいようです。トミックスの車軸は固い特殊処理がしてあると書いてあるブログもあったので、車軸は熱処理(焼き入れ)してあるかと思ったのですがそれはなくて普通のニッパーで切断し、バイトも通常のハイスで大丈夫でした。
このサイズの車軸は自分で挽き出すより、オリジナルの車軸にスリーブかパイプをかぶせたほうが精度が出るようですね。
英国風サイドタンクロコ
英国型サドルタンク改造キャブキットを利用して、パーシーをサイドタンクにしてみました。
ボイラーとサイドタンクは自作、スチームドーム、煙突、煙室戸はエコーのロストパーツです。
青梅鉄道の2、4号機(Cタンク)をショーティーにしたような感じになりました。
キャブ開口部のカーブを変えたりすればいろいろ遊べそうです。
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