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9200(18) ブレーキまわり

ブレーキテコ・ロッド類は省略するつもりだったのですが、Kさんの9200で精密に模型化された写真をみてムラムラときて作ってしまいました。なおギアボックスカバー避けるため一部のロッドは不自然な形に折れ曲げています。先台車の中心ピンは元のパーツでは背が高すぎてブレーキテコに当たるので新製しました。ブレーキシュー取り付け板はエッチング抜きのペナペナでしたがロッド類をつけるとしっかりするおまけがつきました。
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ロッドとテコの関節部にはエコーの2674ブレーキ棒パーツセットというエッチングパーツを利用しました。このパーツがなければ、ブレーキまわり作ろうという気はおきなかったと思います。このパーツを考案発売された阿部さんに感謝です。
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9200(17)キャブ下ブレーキまわり

キャブ下のブレーキシリンダーやテコ類をつけました。9200はどういうわけか真空ブレーキシリンダーが二基並んでついているらしいので、真鍮丸棒から挽き出した小さいシリンダーをつけました。なおブレーキ梁やそれに付随したロッドは、動輪も小さく目立たないし、先台車の取り付けネジと干渉したり、ギアボックス下面のギアカバー取り付けの邪魔になるのでで今回は省略しました。
1mm厚真鍮板製製品オリジナルの動輪押さえ板はそのまま使うつもりだったのですが、動輪可動式にするため動輪の位置をフレームに対して0.5mm上げたため、位置が下になりすぎるので薄い0.6mmの洋白板で作り直しました。また第四動輪後方の取り付けネジは、ブレーキロッドと干渉するので左右2個の小ネジに変更しました。
またキャブでは側板の後方窓下にエッチングで表現されていた標差しは原型には不要なので削り取りました。超硬のチップのついたキサゲでゆっくり手作業で時間をかけて削り取りました。
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梅小路蒸気機関車館に行ってきました(2)三ツ矢さんのモデル

梅小路蒸気機関車館に行った最大の目的は、陳列されている三ツ矢明さんのライブスティーム模型を見るためでした。下回りはステンレス製なので錆びもなく非常に綺麗な状態で保存されていました。ただ陳列棚にはTMSから刊行された本の前書きから抜粋された簡単な解説があるだけで、個々の模型についての解説は皆無でした。
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私は同書を持参して参照しながら鑑賞したのでその凄さがよくわかりましたが、他に関心を示している入館者もなく、宝の持ち腐れのような気がしました。皆さんも見学に行かれるときは本を持参されることをお勧めします。またできれば下回りの特殊機構が見えるような展示方法(ガラス板の棚板の上に載せるとか)を考えていただきたいと思います。
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一度これらの機関車に火が入って実際に動くところを見たかったと思いましたが、おそらくもうそういう機会はないでしょうね。
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また展示室にするため、移築保存された旧二条駅の駅舎もいい感じです。どこか1/80でレーザーカットのキット出してくれないかと思います。

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梅小路蒸気機関車館に行ってきました(1)羽鶴の1080

月曜日から木曜日まで学会で宝ヶ池の京都国際会館にずっといたのですが、空いた時間を見計らって梅小路蒸機機関車館に行ってきました。
今更シロクニ、デゴイチでもないのですが、訪れた火曜日にはC61がスチーム号として走っていました。
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夕方だったのでスチーム号の本日の運転は終了ということで、最後にターンテーブルに載せて方向転換していました。梅小路のターンテーブルは三点支持式だそうなので、ブリッジの桁は低いようです。長さもC61だとブリッジにギリギリ載っていました。模型だとカプラーが飛び出してしまいますね。
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その後引き込み線で火床整備をしているところなどを見せてくれるのですが、私ひとりが見ているだけで、みんな機関車の前に回って写真などを撮っていました。折角こういう作業をデモンストレーションしてくれているのに勿体ないことです。イギリスの保存鉄道でもこのあたりの作業はあまりみせてくれません。
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今回約30年ぶりにここをおとずれたのは、羽鶴からきた1080を見たかったからです。
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タンク機に改造されているものの、下回りなどはよく6200の原型が残っています。といってこういう写真ばかり撮っているのはモデルマニアの性でしょうか。
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でもここに来た最大の目的は他にありました・・・

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9200(16)前部デッキまわり

所属クラブの総会もおわり、刺激を受けすぎたためかやや虚脱気味です。

前部デッキまわりの追加工作です。
デッキ支え棒、シンダ流し管、先台車バネ座を追加しました。
直通真空ブレーキ管は、実物どおりの形にするのは上下分解の際厳しいので、どう形を変えて処理しようかと検討中です。

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ところで昨日神戸に行っていたので、帰路十年以上ぶりに船坂峠の山陽本線に乗って帰ってきましたが、船坂トンネルの前後は昔のままですね。船坂トンネルの西側にある電車がしたをくぐる石積みの橋も変わっていませんでした。これは地図にも道路がのっていませんので、水路橋なのでしょうか?ただやはり幹線だけあって、鉄道施設はどんどん近代化?されていますね。
先日友人のMさんが、関西線の加茂〜亀山に乗ったら、ローカル線に落ちぶれていたがまだ昔の関西線の雰囲気が残ったといわれていました。あの区間もまた乗りに行きたいと思っています。

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