1100の集電について 改良失敗談
遅ればせながら、みなさん新年おめでとうございます。
今年は昨日から工作をはじめました。まず昨年の積み残しネタのを消化しようということで、新しいものには手を付けず、1100,6500,9200のフィニッシュから始めることにしました。
ということで手をつけた1100ですが、集電ブラシが私の定石で0.3ミリ径の燐青銅線で車輪の踏面をこする仕様になっていました。これで走りは好調だったのですが、やはり車輪の踏面を擦るとゴミなどが付きやすいしメッキも剥がれやすい?と思ったので、車輪の裏側を擦るように改造しようと思いました。0.2tの燐青銅板から帯板をつくり、モーターの前後ろに移っている車輪の裏側を擦る集電ブラシを作ってみましたが失敗でした。理由はブラシをかなり強く車輪に当てないと集電が安定しないし、そうするとブラシを当てた側の車輪が変位して走行性能が悪くなるようです。第三動輪は曲線通過を考えて横動を与えてあるのでその傾向が顕著でした。車輪の裏側に当てるのなら、車輪の絶縁側だけではなく両側にブラシを当てるような仕様にすべきなのかもしれません。あるいはエコーモデルのCタンクキットは片側のみの動輪の裏側に集電ブラシが当たっていても好調なので、ブラシの圧力や剛性、材質にもう少し検討が必要なのかもしれません。またこの珊瑚の11.5ミリ径動輪はタイヤの裏面が薄いので、ブラシがずれると輪心に当たってショートしやすいようでした。というわけでいくら調整しても燐青銅線で車輪の踏面をこする仕様の方が好調なので、元に戻しました。数時間の徒労というか、よい経験となりました。
あとはDCCデコーダーの搭載です。
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