9200(22) 動輪バランスウェイトを作る
バランスウェイトは、0.4tの薄板から作りました。周囲はドリルレースではなく旋盤仕上げです。旋盤で板材を加工するときには、ドリルレースのように中央に孔をあけてタップでネジを切ってヤトイをねじ込んでも、バイトの力に負けてバカ孔になって回ってしまうことが多いようです。こういう加工の時は写真右のように適当な丸棒に半田付けして、その丸棒を三爪チャックにくわえるのがよいようです。今回は0.4tの薄板を5枚重ねて加工して、外径を仕上げた後半分に切って 予備を含めて10枚製作しました。なお内側のカーブは手加工です。
こういう部品は工作室で落として探すリスクを考えると、少し予備を作っておいた方が精神衛生上よろしいようです。といった気分で作っていると加工中に一枚行方不明になりましたが、あとで工作室のあらぬところから回収できました。
6500のときはバランスウェイトは、トピカで塗ったのですがやはり塗膜が弱く分解組立中に角が剥がれたので、今回は横着せずにプライマーを塗ってラッカーで塗装してから接着するつもりです。
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