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DCC化のメリット

私がDCCを初めて見たのは某運転会で路面電車の続行運転でした。DCCのメリットというのはギャップを切らずに複数の列車を運転できることだと思っていました。ところがまた某運転会でDCCサウンドを搭載した蒸気機関車の音を聞いて感動しました。ただその当時はサウンドデコーダーが大きかったので、私の好きな中小型蒸機には搭載不可だと諦観していました。
ところが今やDCCデコーダーは非常に小さくなってしまいました。

サウンドデコーダーの音質も改良され、実物からサンプリングした音は、シンセサイザー合成のSL-1を凌駕しています。
またPFM-SL1アナログサウンドシステムの場合は、動輪に付けたコンタクトホイールの接点の保守が意外にやっかいですが、DCCデコーダーにBEMF機能がついていれば、特にコンタクトホイールをつけなくても音と機関車速度の同期は可能です。
あとDCCデコーダーはパルス制御なので比較的低価格な従来の有鉄心モーターでも低速運転が可能です。PFM-SL1アナログサウンドシステムだとモーターには直流しか流せないので低速運転のためにはコアレスモーターの採用やシビアな走行調整が必要ですが、その点では楽になります。

あとDCCなら客車の常点灯ももちろん可能ですね。

エンドレス上で一列車走らすだけでもかなりメリットはあると思います。

というわけで今後の新造車両はDCC化をしようと思います。
とはいっても従来の車両をすべてDCC改造するかどうかは思案のしどころですね。

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