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6500(25) DCCデコーダー スピーカー

6500機関車本体のDCCデコーダーですが、モーターの上に搭載していましたが、デコーダー本体はみえないものの、配線がキャブ内に見えて目障りなので、モーター下部の台枠内に斜めに収納することにしました。それにともない、ギアボックスーモーター支え板?も新製しました。今回は薄板で作成しこれ自体の弾性で第一動輪の上下動に対応することにしました。
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これでモーターの上がすっきりし、この部分のボイラーにもウェイトで補重出来そうです。
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スピーカーはご覧の通りテンダーにすっぽり収まりました。テンダー前部には機関車にウェイトをかけるための大きな鉛ウェイトを入れてあります。DCCデコーダーは、スピーカーとテンダー天板の間に収まりました。いい音が出ますよ!!P407

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サウンドシステムのスピーカーについて

6500の仕上げ・走行調整をしています。
この機関車は元々設計・製作時にはPFM-SL1サウンドシステムの搭載を予定していましたので、スピーカーもこれまでのアナログサウンドと同じく、安価なヘッドホンやイヤーレシーバーに使われる直径28mmの薄型スピーカーの搭載していました。電気パーツ屋でだいたい350-1000円ぐらいの品です。
これも8オームの規格なので、DCCサウンドに変更後もデコーダーに直接つないで音を出していましたが、どうも音が悪いのです。とくに音量を上げるとビビって音が割れる感じです。このロコに搭載しているデコーダーはMRC-1665のサウンドオンリーデコーダーですが、付属している反響室?つきスピーカーに比べてもかなり音質が悪いのです。残念ながらスピーカーの大きさの関係で付属のスピーカーは使えません。そこでストックしているスピーカーをいろいろ引っ張り出してきて、デコーダーにつないで比較してみました。SL1では前述の安いスピーカーでもあまり音質の差は感じなかったのですが、DCCデコーダーにつないでみると音質の差がハッキリしています。ベストは昔PFMブランドで発売されていた箱形スピーカーです。ブラスト音はともかく、汽笛を鳴らすと音質の差は歴然としています。というわけで自作の虎の子機であるこの機関車にはこのスピーカーを採用することにしました。このスピーカー現在は入手が難しいようです。10年以上前に銀座の天賞堂で試しに購入したと思いますが、五千円の値札が貼ってありました。当時はそこまで高価なスピーカーを使う必要を感じずお蔵入りになっていたものです。
サウンドシステムの音のクオリティーが向上すると、搭載するスピーカーも再検討が必要なようです。
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SR&RLのレールバス

杉山模型のレールバス(サンデーリバーの5号機?)を購入したので、珊瑚の4号機と並べてみましたが結構でかいですね。
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5号機がスケールより少し大きめなのでしょうか?それとも4号機の実物が小さかったのか??

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ガーラット改造計画(8)

キャブ屋根をつけました。ハンドレールなども追加しました。後は給水パイプや後部タンク上の増炭部などが残っています。ボイラーの固定は下からネジ止めにしました。前部台車を捻って強引にネジで締めています。
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P1010391 キャブ内の配管はこれからです。

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東日本大震災 外国からの印象

地震がおきてから一週間以上が経過しました。
仙台とその近郊に数人、模型仲間がおられますが、全員のご無事が確認できほっとしております。
被災されたみなさんが一刻も早く元の生活に戻れるようにお祈りし、出来ることがあればお手伝いしたいと思っています。

ところで・・・
数日前以前スイスに住んでいたときの知人からもお見舞いのメールをいただきましたが、ヨーロッパでは今回の地震、津波、原発事故がかなりセンセーショナルに報じられているらしく、日本全土が津波に襲われて放射能汚染が広がっているようにヨーロッパの多くの人は思っているようです。私の住んでいる西日本の街ではほとんど影響がなく、普通に生活しているとご返事しました。スイス人からは国外避難が必要なら、スイスの自宅に来てくださいというありがたい申し出もいただきましたが、そのくらい日本全国悲惨な状況になっていると思われているようです。航空会社の乗務員が放射能汚染を心配して搭乗拒否して、欧州航空会社の便が欠航したり、成田から関空や中部に発着地変更おこなっているというのもなるほどと思います。

最近はアップルのiTurnのPodcastで、ドイツのZDFやフランスのFRANCE DUなどのテレビニュースが無料で視聴できるので、見てみるとチェルノブイリ原発事故のときの映像も交えてかなりセンセーショナルに報道されているようです。
昨年の春アイスランドの火山噴火で飛行機が欠航になってドイツで足止めくらっていたときも、現地は雲ひとつない晴天だったのに、日本で帰りを待っていた家族はテレビでアイスランドの画像を見て、ヨーロッパ全体に黒い火山雲が立ちこめて、街が灰まみれになっているように思って心配していたのを思い出しました。
今回の東京からのテレビ中継画像で、多くの人が花粉症対策のためマスクをして歩いているのをみて、放射能汚染のためみんなマスクをしているのだと思っているという笑えない話もあるようです。ちなみにヨーロッパでは3,4月のスギ・ヒノキの花粉症はなく6月頃に白樺の花粉症があるようです。
ヨーロッパでもテレビ報道は刺激的な映像を流すので、今回の震災の状況の誤解が生じているようです。津波が押し寄せる映像などが毎回流されていたようです。昨年春の火山騒ぎの時もBAがインドネシアの火山噴火の火山雲に突っ込んだときの再現ビデオを繰り返し現地のテレビが流していたのを思い出します。

あと意外に思ったのは日本人以外の欧米人でも放射能に対して強い恐怖感を持っていることです。
フランスあたりは、原子力潜水艦や原子力空母まで所有して核武装しており、原発もたくさんあるので、あまり放射能に対する恐怖心がないとかと思っていたのですが、非常に神経質になっているようです。そんなに放射能が怖いのなら核武装するな!!と言いたいのですが、その恐怖心があるので核兵器が抑止力として価値があるのかとも思ってしまいます。

※今回は模型の話ではないので、このメッセージに対するコメントは受け付けないことにします。ご了承ください


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ガーラット改造計画(7)

キャブ側板は、パーシー改造キットのエッチング板の下半分を利用しました。火室は前後方向が短かったようなので作り直しました。キャブティテールはエコーの小型蒸機用キャブインテリアセットやウィストのロストパーツの混成です。

 

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競作しているアルモデルの客車についてはクラブの主宰者のKNさんが、地震罹災されましたので当分の間情報提供を自粛させていただきます。模型関連の友人で罹災された方も数名おられます。みなさまのご無事をお祈りしております。

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ガーラット改造計画(6)

モーターは何とかボイラー内に収容できましたが どうやってボイラーを床板に固定しようか 頭を悩ませています。製品オリジナルは煙突とドームの間から長ネジで締めてありましたが、もう一工夫したいところです。
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走行調整

9200をバックマンのBall-Bearing Rollerの上で走行調整をおこないました。テンダーは#100フレキ線路を9mm厚のベニヤ板の小片の上に置いてやると丁度いい高さになりました。今度専用の線路を作っておこうと思います。
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9200(23)

別途塗装したバランスウェイトを接着剤で動輪に貼りました、やはり正規の半月型のウェイトをつけると感じが変わります。あと削り直したドームもボイラーにのせてみました。まだ一旦はずして取り付けていない部品もありますが、これでほぼ未塗装完成状態です。
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ガーラット改造計画(5)

ボイラーを載せてみました。煙室は肩の張ったペルペアー火室はやめて、実物通り?のなで肩火室にしました。
煙突は珊瑚の旧なんさつ用、ドームは600用、安全弁カバーは160用、煙室戸はエコーの14ϕ用と市販パーツのオンパレードです。オープンキャブと思ったものの配管が??です。英国やドイツの小型機参考にでっち上げることにします。エコーやウィストのパーツ利用します。

 

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ガーラット改造計画(4)ボイラーを曲げる

ボイラーとキャブは新製になりますので、まずボイラーを曲げました。今回はMIcroMarkの超小型3本ロールを利用してみました。テストピースでは直接3本ロールにくわえて曲げてみましたが、やはり表面に傷が付きました。本番では少し厚い紙を同時に挟んで曲げると表面に傷も付かず、滑ることもなくうまく曲げることができました。なお最初にボイラーのコバのみは曲げておく必要があります。

 

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PFMサウンドシステムを再検証するを読んで

一年数ヶ月ぶりに「とれいん」を買いました。松謙さんが書かれている「PFMサウンドシステムを再検証する」で、DCCサウンドではカットオフの調整ができないことが最大の欠点と書かれていたのは全く同感です。DCCサウンドだと常に力行状態のようなものですが、これも本格的レイアウトを持っていなければ、力行状態のブラスト音が一番聞き応え?があるとは思います。とはいっても将来的には走行中の機関車にコマンドを送ってカットオフが何段階かに可変出来るサウンドデコーダーが出てくると期待はしています。
また汽笛のことも書かれていましたが、実際に聞いてみるとPFM IIやPBLのForegroundSystemは素晴らしい音がしますが、SL-1の汽笛音はリバーブユニット付けてもあまりにもプアだと思います。私はDCCサウンドの汽笛音をきいてSL-1の汽笛音との差に愕然としたこともDCCサウンドに転向するきっかけの一つになりました。
せめてPFM方式でもDCCサウンドデコーダークラスの音がでるコントローラーが発売されていれば転向しなかったかもしれません。サウンドトラックス社も一時PFM互換のアナログサウンドシステム発売していましたが、撤退してしまいました。(やはり高価なコントローラー一台売るより、手頃な価格のサウンドデコーダー何台も売った方がビジネスとしては旨味が大きいのでしょうね)PBLもLongnecker氏が亡くなった後このビジネスから撤退してしまいました。というわけで現在新品で購入出来るのはSL1のみです。

あと松謙さんは書かれていませんでしたが、私がPFM方式の欠点だと思うのは、動輪に付けたサウンドコンタクトの保守が意外に面倒なことです。しばらく走らせないでおくとドラムの表面に酸化皮膜が出来たり、ブラシの圧力が不適切になって、ブラスト音がうまくでなくなることが時々あります。昔のように固定式の動輪に付けたコンタクトドラムをある程度の太さの金属線で強く擦っていたときは問題にならなかったのでしょうが、イコライザー可動の動輪に付けたドラムを動輪の動きを妨げないように細い金属線で擦るようすると不具合も出やすいようです。DCCだとモーター側にBackEMF機能つきのデコーダーつけておけば、コンタクトドラムなしでもほぼ速度に同期するようですので、サウンドトラックスの製品にオプションでついているコンタクトドラムを擦って速度検出する機能は不要だと思います。ただPFM方式では動輪が空転したときのせわしいブラスト音が聞けますが、DCCでは無理です。

日本でも蒸機用サウンドがアナログが廃れて、デジタルに移行しつつあるのは、システムの優劣というより、発売元の天賞堂が改良製品や上位機種を出さずに、回路の中身は少し変わっているようですが旧態依然たるSL-1を売り続けてきたことも大きな原因があるような気がします。せめて音の外部入力端子でもつけてくれれば状況はかなり変わっていたと思います。電気回路の達人の方は改造されているかたもおられるようですが、私のような電気回路の素人には、「基盤をさわると修理を断る」などと警告されてしまうとリスクが高いように思えてとうてい手を出す気にはなりません。

結論としては、PFMアナログサウンドとDCCサウンドに模型の汽車の音としての優劣はつけがたいが、前者のメーカーが現在のように新規開発や改良する意欲がないと、このまま絶滅していくのではないかと思います。

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ガーラット改造計画(3)

最近使い始めたMacの簡易CADソフトの練習を兼ねて、図面を書いてみました。

 

上が模型を採寸して描いた杉山模型のオリジナルのガーラットです。

 

下が今回改造計画のガーラットです。ボイラーを14mm径にすると軽快さが失われるので、13-13.5mm径で検討したいと思います。ボイラー内に赤く描いてあるのがモーターの位置です。オープンキャブにするとレンツの小さい奴でもDCCデコーダー入れるのは厳しいですね。ましてやサウンドは無理です。

 

Sgarrat1

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