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アルモデルの木造ボギー客車(10)デッキの手すり 続

昨日作ったデッキをアルモデルの客車に取り付けてみました。
左が今回のパーツと屋根飾りをつけたもの、右がアルモデルオリジナルのデッキです。
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床板にトラスロッドのついた床板側板をハンダ付けするときバーナーで炙ったせいかトラスロッドがベコベコになって曲がってしまいましたので思い切って切除し、0.6mm真鍮線で新製しました。アルモデルオリジナルはイギリス本国の客車にある鉄アングルのトラスロッドのようなごつい感じでしたが、かなり繊細な印象に変わりました。

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アルモデルの木造ボギー客車(9)デッキの手すり

KNさんにお願いしていた手すりが出来上がり送っていただきました。0.4mm洋白板のエッチング抜き落としです。私は今回手すりの一部を天井までのばしたかったのですが、そういう手すりにするとエッチングの無駄が多いということで却下されましたので、真鍮線で加工してそういうスタイルにしました。
左端がオリジナルのエッチング板で、右が加工例です。
中央の柱をカットして、0.6mm真鍮線をコの字型に曲げたものをハンダ付けしています。端梁に当たる部分はバイスに挟んで押しつぶしてあります。天井側をどう支えるかは現在検討中です。
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サウンドあれこれ

走行調整するには、バックマンのBall-Bearing Rollerに載せておこなうのが便利ですが、やはりテンダーもつないで音を出しながら調整したいので、テンダーを載せる線路を作りました。工作室に転がっていた適当な木片を組み合わせて、台座の下面から線路上面まで13mmになるようにすると、そのまま線路の上に載せて、Ball-Bearing Rollerに載せた機関車とだいたい高さが合いました。パソコンの前に置いて赤い箱に接続してシュポシュポ音を出しながら調整しています。
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ところで小型機はスピーカー積むスペースが十分とれないのでサウンド化困難です。無理して小型のスピーカー積んでも音質はそれなりです。そこでPFM-SL1アナログサウンドの時と同じく手元のスピーカーで音を聞けるように外部スピーカーの箱を作りました。といっても小さな電子工作用のケースにネットオークションで落札したスピーカーとMRC1665サウンドデコーダーを仕込んだだけですが、非常によい音が出ます。また下の写真のように切り替えスイッチでサウンドデコーダーの音声出力を外部のスピーカーなどに接続できるようにしてあります。
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次はやはりPFM-SL1アナログサウンドの時と同じように、貨車にスピーカーを仕込んだ音源車の増備をしようとサウンドデコーダーを注文しました。

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続 CV値の重複

MRCなどのサウンドオンリーデコーダーは、走行用デコーダーと並列につないでやらないとCV値の読み出しや書き込みができません。先に書いたようにレンツのシルバーミニ+では、MRC1665サウンドデコーダーとCV値が重複していますので、汽笛音などを変更するためには別途走行用デコーダーをつないで、CV値を書き込むことが必要です。
そのために専用のデコーダーを作りました。基本的な機能しかないデジトラックスのDZ125を使用しましたが、走行用デコーダーはモータをつながないと機能しません。
northerns484さんに教えていただいたところでは、「DCCデコーダーがモーターに電流が流れたと判定するには規格書では最低0.06Aが流れればよいそうなので、モーターの代わりに12V÷0.06A=200オームの抵抗をつなげばよい」とのことです。
というわけでモータにつなぐオレンジ線とグレー線に2W200オームの抵抗をつないだらうまく機能しました。レールにつなぐ赤線と黒線にはICクリップを付けてあります。
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先にサウンドだけ設定してしまうか、サウンドデコーダーとこのダミーの走行用デコーダーには別アドレスを設定しておいて調整して、最終的に本体の走行用デコーダーと同じアドレスを設定すればよいと思っています。

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CV値の重複

今日は6500のDCCの調整をしていたのですが、走行用デコーダーにレンツのシルバーミニ+を搭載してしまったので、一部CV値がサウンドオンリーデコーダーMRC1665と重複していることに気がつきました。ここで気がつくとはお粗末な話です。走行用のレンツのデコーダーのCV値変更するのは、サウンド用の渡り線を外しておけば問題ないですが、サウンドオンリーデコーダーのCV値調整するのは別にダミー?の走行用デコーダーを並列につなぐ必要があります。サウンドオンリーデコーダー設定を兼ねたテストベンチでも作ろうかと思います。

またサウンドデコーダーの効果音のファンクションの割り当てもMRCとサウンドトラックスでは違いますね。ベルや汽笛などは同じですが、他はビミョーに違いますね。あまりメーカー混在させない方が良いのでしょうか?

6500の前照灯にはチップの発光ダイオードを入れました。これも最近は配線済みのものが売られているので楽になりました。色は油灯なので電球色ではなく黄色を入れました。

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8100のDCCサウンド化(2)

8100の機関車本体には、ストックしてあった、レンツLE010XFという現行製品のひとつ前のモデルの小型走行用デコーダーを搭載しました。モーターの上に両面テープで貼り付けました。
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初瀬春日さんからおたずねのDCCサウンドオンリーデコーダー(MRC-1665)とサウンドの車載コンデンサー+コイルの基板(PFM純正のLTMキットに入っていたモノ)とのツーショットです。基板の大きさはだいたい同じですが、薄さはDCCサウンドデコーダーの方がはるかに薄いです。PFM-SL1アナログサウンドシステムのコンデンサーとチョークコイルが入ればMRC-1665は必ず入ると思います。
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8100のDCCサウンド化(1)

8100のテンダーにスピーカーを入れました。偶然長方形のMRC-1514が開口部を少し削ると収まりました。テンダー内部にサウンドオンリーデコーダーMRC-1665を搭載しました。スピーカーにはエンクロージャーは付属していませんが、テンダー全体がエンクロージャーになっていい音が出ます。
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油断大敵 デコーダー昇天しました

900にSoundtrucksのMicro-Tunamiを載せて調整中でした。
このデコーダーには外付け用にコンデンサーが添付されており、集電が安定せず走行がスムースでない場合はコンデンサー付けてくださいと説明書に記載があります。というわけで指定通りにコンデンサーを付けてみると、集電不良が改善しています。だだこのこのコンデンサー少し大きいのであれこれ置く位置を試していたら、急に音が出なくなり走らなくなりました。デコーダーを触ってみると少し熱を持っているようです。やばいと思ったのですがすでに手遅れでした。このコンデンサーの足には絶縁チューブ被せていなかったので、どこか車体に接触してそれで回路が壊れてしまったようです。
また高い授業料を払うことになってしまいました
ブラスロコの場合は、プラ製蒸機と違って車体内部に配線や基盤の露出部が当たるとショートしますから、こういう点もよく注意しないといけないですね。
走行・サウンド一体型の欠点は壊してしまったとき高くつくという点もあるようです。
ところで集電の安定しない機関車の場合このコンデンサー容量の大きなものに取り替えることも可能なようです。

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900のDCCサウンド化

未塗装完成状態で放置していた900です。PFM-SL1アナログサウンドにするつもりでしたが、サウンドの配線はまだでしたのでDCCサウンド化することにしました。スピーカーは電気屋で仕入れた20mmのスピーカーを搭載してありましたが、DCCサウンドデコーダーにつないでみると音が良くないので交換することにしました。28mm径クラスのエンクロージャー付きが音はいいのですが、さすがにキャブ内に搭載は無理で、MRCのMRC-1512という20mm径のエンクロージャー付きを元のスピーカーの位置に両面テープで貼り付けましたが、キャブ後妻板のスピーカーと当たる部分をモーターツールで削る作業が必要でした。
なお今回使ったDCCデコーダーは、サウンドトラックスのMicroTunamiTSU750ライトスチームです。デコーダーはキャブ内に搭載したのでは、窓からデコーダー丸見えで不細工なのでボイラー内に搭載することにしました。ボイラー内にはウェイト積めませんが、その分サイドタンクとキャブ内、台枠内に補重します。

今回は走行・サウンド一体型デコーダーなので、おそらくBack-EMFで動輪の回転検出してブラスト音を同期しているためか、走り出す前にブラスト音がしたり停止してからも鳴り続けるということはありません。これを考えると機炭間切り離しの手間がかかっても、やはり走行・サウンド一体型デコーダーがよいのかと思ってしまいます。テンダー機のDCCサウンドデコーダーについてはもう少し検討が必要なようです。
なおこのデコーダーはカムによる動輪回転検出機能もあるようです。900の第一動輪にはPFM-SL1サウンド用のコンタクトホイール打ち込んであるので、コンタクトホイールの検出回路の配線もしてみようと思っています。

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このスピーカーはイマイチでした。PFM-SL1アナログサウンドで使ったときは結構いい音がしたと思ったのですが・・・

また機関車に搭載するスピーカーの話をブログに書いたら、数名のモデラーの知人からスピーカーの提供を受けました。この場を借りてお礼を申し上げます。また使用結果はぼつぼつ報告させていただきたいと思います。

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ガーラット改造計画(9)

逆止弁ですが、最初エコーの小型蒸機用をつけてみましたが、パーツ自体がやや大きいこともあってちょっと不細工でした。まあこの手のロコは不細工さが良いのかもしれませんが・・
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というわけで9200でやはり大きすぎてお蔵入りになった逆止弁をだしてきてつけてみました。キャブの下方に給水管が入るのは機構的にはおかしいのですが、スタイルとしてはこの方がいいですね。形態本意でこちらにしようかとも思います。

 

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東日本大震災 が残したもの

すでに大地震がおきてから2週間以上経過しました。

私の住んでいる西日本でも、一部の商品が欠品になったり少しずつ影響が出ていますが、今年も何事もなかったかのように桜の花が咲き始めました。
ところで地震後まわりをみると高血圧の持病を持っている人で血圧が上がったり、うつ病が悪化して眠れなくなったりしている人が多いようです。特に仕事を持っていない人で毎日テレビを楽しみにみていた方に多いように思います。どのチェンネルを廻しても、津波の映像や原発の事故、避難所の惨状ばかりで、それを見ていると気が滅入ってしまったという方も多いようです。
鉄道模型関係のブログでも「震災後数日で娯楽番組流し始めた民放はけしからん」と書いているかたもおられましたが、逆にやっと地震以外の映像を見ることが出来てホッとしたといわれた方も少なくはなかったようです。事実を知ることは大事だと思いますが、テレビは刺激的な映像ばかり流すので、それがすべての現実かというとそうではないと思います。
お花見も自粛だそうで、自宅のそばの桜の名所でも例年はライトアップされて夜桜が綺麗なのですが、今年はライトアップは中止だそうです。宴会やパーティーも自粛のようで、飲食関係の仕事の方は泣いておられるようです。
地震で被災された方を思うことは大事だと思いますが、これまでどおりの自分の暮らしを続けて景気を萎縮させないことも大事だと私は思います。
被災されたモデラーの方で、「これまでどおり模型製作をつづけることが復興につながる」と書かれている方がありました。
自分は義援金を出すぐらいしか直接お役に立てなくても、みんな自分の出来る範囲でこれまでどおりの生活をつづけることが今回の日本の国難への復興へは一番重要だと思います。
というわけで、このブログもこれまでどおり続けることにします。

被災地支援というわけではないのですが、

ドローソフトのように使える簡易CADで、DraftingCADProというソフトがあります。とくにマックでマックドローやクラリスドローを使ってきた方はそのままの操作感で、二次元CADの図面が書けるのでおすすめです。私を含め昔からマックを使ってきたモデラーの数名の方も使われています。エッチングの原図をこれで書いているかたもおられます。

このソフトを日本語にローカライズして販売しているインフィニシスという会社は仙台にあるようで、現在営業再開で半額セールをやっています。
本格的なCADはともかく、ドローソフトで図面を書きたい方、それをDXFファイルにしたい方にはおすすめのソフトなので、この機会に検討されてみてはどうでしょうか?
http://www.infinisys.co.jp/product/draftingcadpro/index.shtml

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