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二段減速のパワトラ(2)

アルモーターが入手出来たので、マウントしてみました。
取付台は作り直しました。
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少しウェイトを載せてやるとスムースに走ります。スローはばっちりですが、やはり1:143の減速比では少し最高速度が遅いようにも感じます。
集電ブラシは燐青銅線で簡単に作ってみましたが、少し集電が不安定になることがあります。やはり元祖パワトラのように車輪の背面を擦るようにした方がよさそうです。これは後日改造検討します。
あとはアルモデルのOn30のBタンクのキットが入手出来てから触ることにします。

さくてつさんは、イモンギア使ってもっと簡便な構造を考えられたようです。
実用的にはもっと簡略化した構造で出来そうですが、ブラス蒸機工作屋としてはやはりこういったガッチリしたものを作ってしまいます。これは習性ですかねぇ!

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8760(3) テンダー上回り

テンダーの上回りをざっと組みました。ディテールはまだです。
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テンダー側板には0.4t真鍮板で裏打ちをしました。この方が上板の位置を決めやすいし、サウンド搭載時スピーカーボックスとして板厚が厚くなるので音が良くなるようです。
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下回りは燐青銅板から作った軸受けをT字型の取付板で支えますが、厚手のポリウレタンの緩衝材の入った両面テープの小片で止めて、簡易バネ?入り三点支持としています。
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T字型の取付板に穴を開けて、床板にネジ止めします。


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二段減速のパワトラ(1)

今回もJAMへは行かず、自宅でゴソゴソ工作しています。

アルモデルさんから、On30のフェルドバーンタイプBタンクが発売されるのにあわせて、二段減速のパワートラックを自作してみました。といってもフルスクラッチではなく、イモンギアの利用です。既製品のギアボックスを使って二段減速の動力装置をつくるというアイデアはすでにさくてつさんが実行されています。さくてつさんは旧フクシマ模型のFMギアを使われていましたが、私はイモンギアを使いました。
内側台枠は左右を固定しておらず、ネジでルーズに2本の枕梁状の部品に止めています。この2本の枕梁状部品の上を固定金具?に止めます。後方は半田付けしますが、前方はやはりルースにネジで止めてあるだけです。前方の枕梁の上面は山型に少し折り曲げてあります。これで三点支持となります。モーターはギアボックスの上に自作した取付台アダプターを付けて固定します。ただこのあたりはアルモデルのキットが入手出来てからモーターの当たりをみて工作するつもりです。
イモンギアのウォーム軸につけたヘリカルギアは、ペアーハンズさんの11:1ウォームギアです。まだ試走できていませんが、ギア比が13×11=143:1になるので最高速度が少し遅すぎるかもしれないですね。
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携帯電話での撮影

使っていた携帯電話の電池が劣化して充電時間が減ったのを機会にiphone4に乗り換えました。最後まで問題となっていた新幹線エクスプレス予約も先日やっとスマートホン対応になったし、iphone5が出るという噂がちらほら出るようになって、ソフトバンクが大売り出し(2年間使用で本体代金分を還元)モードに入ったのも後押しになりました。
というわけで写真をとってみましたが、まあ工作室で写真を撮ってブログにアップするならこれで十分かというレベルの写真はとれるようです。これからはiphoneで工作経過写真を撮ることが増えそうです。
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これはiphone4で撮影して、MacのGimpで加工した画像です。
またこれまではipadでJMRIのwifi Throttle使って遊んでいましたが、これからはiphoneでも遊べそうです。


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モジュール0.2のギアの耐久性

以前「古典大系」のブランドで発売されていた 珊瑚模型の古典機機関車にはモジュール0.2のギアが採用されているものが多くあります。8100,5900,1000,2120などです。モジュールを細かくすれば歯数が多くとれ減速比を大きく出来るのでスローが効くという発想でつくられたのだと思います。
ところがこのM0.2のギアというのは、私たちが鉄道模型で使うには不向きなようです。
少しでもウォームギアとウォームホイールの噛み合わせが少しでも狂うとすぐ坊主(歯車の歯が摩耗して無くなってしまう状態)になってしまうようです。
私も2120の動輪を使った7750で一回坊主にしましたし、5900でも坊主になったという話を複数の方からおききしました。

最近1000の中間ギアを坊主にされてお困りの方をブログ上でお見かけしたので、使うあてもないままストックしていたギアがあったのでお譲りしましたが、この方は3個坊主にされたようです。

「古典大系」シリーズが発売されていた20年近く前は、回転数が高くトルクがあまり強くない小型モーターしかなかったので、高減速比を取るためにM0.2のギアが使われたのだと思います。高性能な小型モーターが入手出来る現在では、高減速比をとる必要もないのでもう耐久性に問題のあるM0.2のギアは必要ないようです。その後珊瑚で生産された2120や8100ではM0.3のギアが使われているので公式なコメントはないですがメーカーとしてもM0.2はもう不要と判断されているのだと思います。

というわけで私の鉄道でも動輪についているM0.2のギアは抜いて打ち替えています。

なおだるまやのM0.25は坊主になるようなことはありません。
精密なギアボックスつくるのでなければ、実用的なモジュールは0.25以上というのが私の結論です。

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アルモデルの木造ボギー客車(14) 手すりの穴をあける

アルモデルの木造ボギー客車の妻板に手すりの穴を開けました。
こういうのはいちいちノギスでケガいて穴を開けるのは大変ですし、不揃いになるので真鍮板と真鍮線で簡単な穴開け治具を作りました。写真からおわかりいただけると思いますが、真鍮板に差し込んでハンダ付けした真鍮線をガイドとして治具を車体に当てて穴を開けます。上の2本を側板に当てて、右の1本を妻板下端に当てて指で押さえます。左右反対側の穴を開けるときは治具を裏返して使用します。もちろん最初にピンバイスにくわえたドリルを数回揉んで浅い穴が開いたら治具を外してドリルで穴を貫通させます。
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9200(26)千曲鉄道に乗り入れる 

9200まだ未塗装ですが、先日HNさんの千曲鉄道に乗り入れさせていただきました。
現在ボイラー内にアダチのC57用ウェイトを入れたのみですが、平坦な本線で19両・山線で13両の貨車を牽きました。まだキャブや煙室内にウェイトのスペースはあるので,フルに補重すればもう少し牽引力は増やせそうです。
Tikuma9200


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