8760(10) シリンダーブロック1
8620と設計のベースにした6760ではランボードの高さが異なるので、8620のシリンダーブロックの上方への延長が必要となります。あっさり新製してもよいのですが、キット利用ということでキットの部品を使用しました。またキットのシリンダー間隔は26mmとやや広いものの、二軸先台車のカーブでの振りによる車輪とクロスヘッドの当たりなどを考えると、狭めずにこのまま使うことにしました。
このキットではシリンダー前後板は0.5mm厚真鍮板でやや薄いので、別の0.5mm真鍮板にハンダで貼り付けて加工しました。もとのシリンダー部分は二枚重ね、上方の延長部分は一枚となります。シリンダーの組立を考えて2本1mm径の真鍮線を串刺しにしておきました。取り付け板はちょうどこの2本の真鍮線の上に載るカタチとなりますので、ハンダ付けするときの位置決めが楽になります。またこのようにしておくとシリンダーブロック前後板の平行を出すのも楽です。
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