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8760(9)テンダー

テンダーの後部端梁を作りました。今回の8760は空制化前という設定なので、エアホースなしでバッファーがつきます。もとの86のキット(15周年廉価版)に入っていたものは、真鍮のガラ打ちで見劣りがしますし、ブレーキテコも一体となっていたので使用せず0.5t洋白板から自作しました。なおリベットの位置と間隔は模型として見たときの美しさ?の観点から実物どおりではなくディフォルメしています。
上辺に並んだリベットは、0.5mm真鍮線の植え込みですが、少しごつ過ぎたかもしれません。下孔開けはケガいてポンチを打ったのではなく、材料をクロステーブルに固定して、旋盤のバーチカルユニットをつかってハンドルの送りで、1.5mm間隔の下孔を開けましたので楽に出来ました。リベット(真鍮線)は植え込み切り揃え後、コーンカップカッターで頭を丸めたのち、さらに0.06mm線のキサゲ刷毛で擦ってあります。
Img_0163
また台枠の水タンク支え?ですが、高梨さんのHPの解説を読むと、珊瑚のは後期型の位置で前期型は位置が違うそうです。8760は8620の初期型と製造時期は同じという想定なので矛盾することになります。まさに「資料は製作後から出てくる」というU様の格言どおりになりましたが、今回はこのままにします。

Img_0165

なお申し遅れましたが、今回の8760の製作については、初瀬春日さん杜の都の車両工場さんの珊瑚8620バラキット製作記録を参考にさせていただいております。


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