CONCOR の米国型古典客車
米国の模型店に注文していたCONCOR の米国型古典客車が到着しましたので、早速8100と並べてみました。ちょうどよい大きさです。二重屋根が厚くて少し車高が高いようです。アルモデルの木造ボギー客車と並べるとかなり大きいですが、これはアルモデルの客車が小型なためでしょう。
またこの客車車体幅は、測定してみると32.8mmありました。
やはりメイドインチャイナで安い(セール価格で$15=\1200)だけあって、車体の一部が歪んでいたりします。床板にはHRさんがかかれていたように、メイドインブラジルの文字が入っています。またカプラーは台車マウントですがカプラーの取付がいい加減で、ポケットの改造が必要なようです。シートも窓のピッチと合っていないし、床板との固定もいい加減なのでこれも要改造です。
車体は床板との一体成形で屋根がはめ込みとなっています。トラスロッドがプラの一体成形のようなのですが、少し脆くて最初から折れていた部分が数カ所あったので、接着剤で補修しました。台車は良く転がります。車輪は左右の車輪をプラの車軸でつないだ9.6mm径のピボット車輪ですが、出来はあまりよろしくないので、交換するかどうか迷うところです。
あまり改造にお金かけるのも気が進まないですが、やはりDさんのように中国製の廉価な完成品は素材と割り切って自分の満足のようにいくように徹底改造するかどうか 悩ましいところです。
Comments
トラスロッドが折れていましたか・・・
当方は7両購入しましたが、問題有りませんでした。
輪軸は、当方ではJM(13mm)なので、交換してしまいましたので、あまり気にしていませんでした。安価な製品では、彼の地でも「交換用輪軸」を売っているので、輪軸は「おまけ」なのでしょうか。。。JMの輪軸は、1輌分2000ほど掛かりますので、改軌費用の方が高く付きますが、ある程度仕方ないのかもしれません。
どこまで改造するか悩ましいですね。なお、屋根を外す際に、デッキの幕板部を折ってしまわないように注意が必要です。明かり窓から、爪楊枝を2本差し込んで車体を広げて、片側の爪を同時に外す方法がお勧めです。前後にこじるように外すと、折ってしまいます。前作では、3箇所ぐらい折ってしまいました。 ・・・写真が無いと分かりにくいですね、弊ブログに近いうちに載せましょう。
Posted by: 廣瀬 | November 20, 2011 06:55 PM
こんにちは。HR氏のところとほぼ同時期に到着しているようですね。
カプラーの取付がいい加減ということですが、抜けてしまったりするのでしょうか。9.6mm径ということは33インチ径のHOスケールですね。インターマウンテンの交換車輪とかが使えそうですが、スポークにすると軽快な感じになりそうです。
Posted by: ヤマ | November 20, 2011 07:16 PM
弊ブログに、分解方法をUP致しましたので、遅くなりましたが、ご参考まで。
ヤマさん
たしかに輪軸は、スポークにすると、日本らしくなりますね。アメリカでは、軌道が強固なためか、古典車でもプレート車輪が多いようです。このあたりも、日本化する際のポイントですね。
Posted by: 廣瀬 | November 26, 2011 10:26 PM
廣瀬さん
分解方法の公開ありがとうございます。私も何とか一両は屋根は分解しましたが、台車はピンが外れず様子見としておりました
座席の下の鉄板?はやはり安定走行のためにはつけておいた方がよいのでしょうね。
ところで米国の古典車でプレートが多いのは、軌道状態云々より、コスト削減とタイヤ緩み防止のため一体鋳造のチルド車輪を採用したからではないでしょうか?
とはいっても日本では早々にスポーク車輪に交換したようですね。
Posted by: ゆうえん・こうじ | November 27, 2011 01:22 AM
鉄板は無いと軽すぎるかもしれません。
運転会に持っていったものは、鉄板を再装着しています。
台車のピンは、ブラジル直輸入品の方が緩かったように思います。今回のは「硬い」です。室内側から、叩き出した方が良いかも知れませんが、ちゃんと固定しないと、車体を壊しそうで、引っ張って失敗しました。
車輪の件、日本では重い車輪は問題(嫌われただけかも)が有って、軽いスポークが好まれた、と言う話をどこかで聞いたのですが、実は出典は知らないのです。どなたか、この辺りの確かな情報をお持ちでしたら知っておきたいですね。
Posted by: 廣瀬 | November 27, 2011 03:03 AM