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8760(31)バルブギアをつけました

8760にバルブギアを装着しました。関節は0.5mm径の洋白線か珊瑚のカシメピンでカシメました。ただハンマーで叩くのではなく、大きめのプライヤーでギュッと締めたあと万力で軽く締めています。私はカシメの固定には半田は基本的に使いません。加減リンクは珊瑚の96用 洋白ドロップのパーツです。
Img_0609

ワルシャート式バルブギアの機関車を作ったのは、日立タイプ以来久しぶりです。以前はこういう細かい作業が何ともなかったのに、老眼が始まった目には結構堪えますね。
日立タイプの製作記事は再編集して、とある本に収録される予定ですが、その時はワルシャートギアはオプションとしてもよいと考えています。
ただしこの本については

「今はまだ語るべき時ではない」

おあとがよろしいようで・・・


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8760(31)少しパイピング追加

少しパイピングを追加すると機関車らしくなりました。
スケールモデルだと写真を見ながらそれらしく配管すればいいですが、自由形だといちいち配管の意味を考えながらパイピングしていかないといけないので、ある意味では面倒です。なお今回は空制ではなく真空ブレーキ仕様ですので、すっきりした配管となります。
キャブの天窓を追加して、ドームはキットの部品は裾のカーブがきついので、珊瑚のロストパーツの延長部分を切り取ると似合いの煙突になりました。
あと逆転棒のデザインで悩んでいます。前方までぐっと逆転棒延ばすつもりですが、カバー付きにしてごまかすかむき出しのクランクにするか迷っています。
上回りではサンドドーム関係のディテールがまだです。真空制動の時代はもちろん空気作用管などはないので、クランク操作による砂巻き管元栓となりますが、これも既製品はなく自作が必要となります。
なんとか完成の目処はたってきたような気がしますが、まだ途は遠いようです。10月下旬にクラブの総会があるのでそれまでには90%完成して走行可能な状態に持ち込みたいと思います。

Img_0600


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8760(30) ハンドレールナブの取付

皆さんはハンドレールナブをボイラーに半田付けするときはどうされていますか?
まず仮のハンドレールにハンドレールナブを通してボイラーに手で仮固定します。
通常の半田ゴテだとなかなかボイラー内側から十分コテが当たらないのでしっかり半田付けするのが困難です。結構手が当たったりする部分なので、十分半田が回っていないと塗装後に取れて痛い思いをすることもあります。先の曲がった鶴首?のコテ先の半田ゴテで半田付けされている方もおられるようです。
私は普通の半田ゴテでチョイ付して、そのあとミニトーチで炙って半田をしっかり流します。バーナーの炎が届くところはボイラー内側からハンドレールナブの刺さっている部位を直接加熱します。トーチの炎を調節して細く長くして、炎の先端の細い部分で局所的に加熱するのがコツです。
バーナーの炎が届かないところは、ボイラー外側から炎を当てて加熱します。直接ハンドレールナブに炎を当てるとハンドレールナブとハンドレールが真っ赤になって鈍ってしまうので、ハンドレールナブの少し下のボイラーに炎を当てるのがコツです。
下の写真では3番目のハンドレールナブはボイラー内側からは炎を当てるのが難しいので、外側から加熱しました。赤で囲んだ部分を加熱しています。

Img_0592

ミニトーチはいろいろ使ってみましたが、コールマンのミニトーチが一番使いやすいと思います。

Colemann


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オーストリア鉄道博物館への行き方

この鉄道博物館への行き方は、EUROEXPRESSというサイトを参考にさせていただきました。
博物館へはウィーン市内から郊外電車Sバーンで30分程度です。運賃は片道6ユーロです(2012.8.現在)。
地下鉄U3、U4のWien Mitte/Landstrasse もしくは地下鉄U1、U2の PratersternでSバーンに乗り換えるのが便利です。なおウィーンのSバーンは方向別に番号が振ってありますので、往きはS1、ウィーンへの帰りはS9に乗ることになります。工事中のウィーン中央駅WienHbfが完成すれば、この駅からも乗車可能になると思われます。
降車駅はSilberwaldです。ひと駅前のStrasshofで間違えて降りないように注意してください。Silberwaldの駅で降りると矢印の案内標識が立っています。駅からは線路沿いの道をウィーン方向に戻って徒歩5-10分程度です。Silberwaldの駅に電車が着くまえに進行方向右側の車窓から給水塔など一部の博物館の建物が見えますからチェックされるとよいと思います。
iPhoneをお持ちなら、iTuen Store にOBB Scotty mobil というOBB(オーストリア鉄道)の時刻表ルート検索無料アプリがあり、これを使うとSバーンの時刻や地下鉄Uバーンとの乗り換え駅も簡単に検索できました。S1とS9は昼間は30分に一本の運転です。
開館日は現時点では4月〜10月で火曜日が休館日です。

また路面電車博物館は5月〜10月初旬の土日祝日のみ開館なのでご注意ください。

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ウィーンにきています

今ウィーンに来ています。仕事(学会出席)の後の数日間の休暇です。昨日は鉄道博物館に行ってきました。以前はウィーン産業博物館の一部門だったようですが、分離して郊外に移転したようです。
ただ鉄道博物館といっても、どなたかが「広大な廃車体置き場」と揶揄されていたように、広大な敷地に廃車体が放置されておりその一部か静態保存、またその一部が動態保存されている状態のようです。模型のカタログで観たことがある車両の実物がたくさん放置?されていましたが、3時間近くいたのですが全部は見きれる数ではなかったです。
昨日は年数回あるDAMPFBETRIEBSTAGEということで、2台のカマに火が入っており、4ユーロで体験キャブライドができるようになっていました。


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午後はウィーンに戻って路面電車博物館に行きました。

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一日汽車三昧の日を過ごしてきました。
また詳細は後日ご報告したいと思います。

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