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カシメるが通じない

先月末 仕事で上京した際にエコーモデルにおじゃまして、店主の阿部さんとお話しさせていただきました。最近12年前にTMSに掲載された日立Cタンクの製作解説記事を単行本収載のため手直し中であることをお話しして、アドバイスをお願いしました。
その時いただいたアドバイスのひとつとして、最近の模型工作ファンでかなりキット製作に慣れている人でも「○○をカシメて固定してください」というのを読んでも理解できないだろうといわれました。
カシメるというのは、二つのパーツにピンもしくは線材をとおして、端を叩いてつぶして固定する方法です。蒸機のバルブギアーの関節ピンなどでよくつかわれる固定法です。
バラキットだとバルブギアーは組立済みのものが多いので、かなり蒸機のバラキットを組んでいる人でもピンをカシメたことがない人が大半だと阿部さんはいわれました。
このあたりははコラムの形でも最近使われなくなった工作技法の解説を追加しようと思います。
最初に記事が掲載されてから12年経ちますが、その期間に一部の工作技法で忘れられてしまったものは少なくないと阿部さんに指摘を受けました。蒸機自作派を絶滅危惧種にしないため、頑張って原稿を書いています。

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Comments

模型ではあまり使わない部品ですが、ハトメもつうじません。ハトメはかしめて固定するものですが、同じように絶滅危惧種の言葉になるのでしょうか。

Posted by: skt | December 14, 2012 06:59 AM

ファイバーもそうでしょうね。
貧乏性の私は未だにコレを打ち抜いて、絶縁ワッシャに使っています。

Posted by: railtruck | December 15, 2012 12:39 PM

小径のではないですけどハトメとあれをカシめるプライヤーみたいなのはダイソーで売っているのを見たことがありますから,需要がないわけじゃないんでしょうね。ただハトメという名前で売っていたかどうかは憶えていませんが…。

Posted by: Tad | December 15, 2012 03:34 PM

「難しい」事も忘れられた原因の一つかも知れませんね。叩き加減の塩梅など、手加減の部分が多くて…

潰し方も、「小さいハンマーで叩く」「マシンバイスで挟む」等、使い分けなくてはならない所がありますし…

Posted by: 穴熊 | December 15, 2012 09:55 PM

「カナメをカシメる。」と書いても、若い人は判らないのでしょうね。
学生の頃に技術の試験で「カナメ」が書けなかったのを思い出しました。

Posted by: 浜リン | December 16, 2012 12:57 AM

みなさん、コメントありがとうございます。

16番/HOだとカシメといっても、アンビルの上でハンマーで叩くことはほとんどないですね。主台枠にスペーサーをカシメるときぐらいでしょうか。たいていはマシンバイスで挟むか、オートポンチで打ったり、することがほとんどですね、細い線でカシメるのはプライヤーで強めに挟んで終わりになることもありますし、製作記事では具体的に記述するようにします。

Posted by: ゆうえん・こうじ | December 16, 2012 12:58 PM

模型の世界では、絶滅危惧種ですが。。。
「カシメ」は電気配線の「圧着端子」を始め、半田より信頼性の高い接続方法中で健在です。「ハトメ」はレザークラフトとかで頻出しているようです。どちらの世界も「専用工具」が有りますので、少し慣れれば誰でも出来ますが、鉄道模型の「カシメ」は、そうはいきませんよね。その辺が、絶滅危惧種の危機にさらされる要因でしょうか? 「関節用カシメピンの専用工具」なんて、有ったらうれしいですが、難しそうですね。

Posted by: 廣瀬 | December 18, 2012 12:34 AM

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