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トフを組む(2) フカヒレイコライザーを組み込む

或る機構っていうのは、フカヒレイコライザーのことです。

これについてはコンさんのブログddx40aさんのブログワークスKさんのブログで詳しく解説されていますので改めて私が述べるまでもないと思います。
今回は貨車などにつける簡易型ということで作ってみました。今回使った軸受けはクラブの内部配布品でDfさんの設計・企画によるものです。オリジナルは車輪が外せませんが、ネジ止めで車輪が外せるように改造加工しました。

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構造は写真のとおりですが、簡易化したのは支点をピンにせず、クッション材入りの工業用強力テープの小片としたことです。これなら工作が簡単になりますし、緩衝材としての効果も期待できます。実際ジョイント音は軽くなったように感じました。また左右のフカヒレイコライザー接合部のピンですが、U字型に曲げた真鍮線で簡単に作りました。

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両面テープはイコライザーの回転軸方向に貼りました。(この図を追加)
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Screenshot
フカヒレイコライザーの場合は、左右の支点は車輪間の中央にする必要はなく、車輪中央部と左右の支点を結ぶ四角形が赤色の平行四辺形になればよいようです。仮想の支点は緑色のひし形の上にあり、その対角線の交点上に左右のフカヒレイコライザーの結節点があればよいと思います。
なお今回はこのジョイント部は、赤色の平行四辺形の中点連結線上に設置していますので、ねじれますが、折れ曲がらないことになります。またイコライザーも小さくて軽いので、Brass_solderさんのつけられたトーションバースプリング=Gキャンセラーはつけていません。
※赤の平行四辺形と緑の菱形の中点連結線は一致します。また中点連結線の交点と対角線の交点も一致します。
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これらの考察について、おかしな点があればご指摘お願いします。

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トフを組む(1)

突然ですが、アルモデルのトフを組んでいます。
上回りは素組みでは物足りないので、側板にはエコーモデルのリベット付き帯板を貼り重ね、妻板には1mm角線を貼りました。アルモデルのキットはエッチング板なので平板的ですが、ディテールを貼って立体的にすると元の設計がよいので見栄えがするようです。
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今回トフを組んでいるのはトフ組立が目的ではなく、実は或る機構を試作してみたいので、ストックしてあったトフを組むことにしたのです。
ところでディテールの追加含めて、2時間ちょっとでこのキット組めました。お手軽でよいですね。

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ホームページのプロバイダーを変更しました。

汽車をつくるページのプロバイダーをfamilleからniftyに変更しました。
トップページのアドレスも変更になっています。
(旧)http://plaza.harmonix.ne.jp/~kojiyuen/MODEL/index2.html
(新)http://homepage2.nifty.com/SCHWEIZ/MODEL/index2.html

ブログへは、従来どおり
http://kotenki.com/
もしくは
http://kotenki.cocolog-nifty.com/
からアクセスできます

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8760(46)前照灯(前部標識灯)

珊瑚のLP42を加工して、大型丸型油灯風にしてみました。台座を小さく削り、てっぺんに排気筒をつけました。少し大振りですが何とか格好がつきました。煙室戸裏側から 1.1X0.9のパイプで串刺しにしてありますので、電線を通してチップLEDを入れて点灯させようと思います。ただLEDが明るすぎるようなら光学繊維で導光することも可能なように設計してあります。
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8760(45)ブレーキロッド3

クラーケンさまから6760の組立図を見せていただくと、キャブの手ブレーキの位置が思っていたところと違っており、キャブ下のロッドとクランクの位置が間違っていることが判明したので作り直しました。
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なお写真のようにこの部分は、ユニット化してネジ止めしてあります。キャブ下の上下取付ネジが真空シリンダーに見立てたパイプの中にあるので、上下組立後最後にネジ止めするという段取りの悪いことになってしまいました。やはり設計がいい加減なツケが出ています。

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8760(44)ブレーキロッド2

キャブ下のブレーキロッド回りのディテールをつけました。
キャブ下の真空ブレーキシリンダー内は中空で、上下取付ネジが入りますので、ブレーキロッドは下から真鍮線を差し込んだだけで誤魔化しています。まあキャブ下のステップに隠れて、横から少しみえるだけなのでこの程度でよいかと思います。
もちろんこのロッドやテコがあるとネジ止めできないので、上下組み立てた後このパーツを動輪押さえ板後部にネジ止めすることになります。ブレーキロッドの端にはやはり小さなテコかリンクでもつけるべきかもしれません。
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実は今回最初はミスして、手ブレーキ用のテコとロッドを機関車の左側に持ってきてしまいました。明治の古典機だと手ブレーキは左側ですが、6760や8620辺りからは右側に変更になっていますね。いつも古典機つくっていると左側なので間違えました。というわけで右側に作り直したので少し時間がかかってしまいました。

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「一号機関車からC63まで」形式順インデックス

NEKOムック 片野正己さんの「一号機関車からC63まで」の形式順インデックスを作りました。
この本では製造年順?に並んでいるので形式から探すのは不便ですね。RMの折り込み付録からMOOK化されるときに形式順のインデックスもつくのかと思いましたが、つかなかったので自作しました。やはり調べ物をするときは機芸社の「明治の機関車」コレクションのように形式順に並んでいる方が便利ですね。
インデックスはここをクリック

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