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ちょっと東京に行ってきました

東京に仕事で出張したので空き時間に旧新橋停車場鉄道歴史展示室をのぞいてきました。
開館10周年企画展で情景作家 -昭和のミニチュア が開催されているので、それを見たかったのです。4月の鉄道模型市に行った時は時間がなくて行けませんでした。昨日昼前に行ったのですが、ほぼ貸し切り状態でゆっくり鑑賞できました。
今回は坂本衛さんの摂津鉄道の蔵本駅と村のセクションが展示されていました。このセクションについてはこれまで鉄道模型の展示会で何度か拝見したことはあったのですが、今回は夕暮れのようにライティングで駅舎や停車している8800の牽くオハ31系客車、村の住宅にも明かりが灯っていましたので、非常に素晴らしく感じました。ライティングでここまで違うのかと驚きました。
館内は撮影禁止なので写真はなしです。

RMの名取さんの編集長敬白に写真が掲載されています。

午後も少し時間が余ったので、両国の江戸東京博物館に行ってきました。江戸や東京の町並みのジオラマは見応えがありました。特に銀座煉瓦街のジオラマはその当時の雰囲気が良くつかめました。


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FESTINIOGのLINDAタイプを作る(2)

最初の図面よりテンダーを少し長くしました。キャブ屋根はもう少し延長します。
スチームドームは少し大きめものをつけた方格好がよいようです。
テンダー台車は、KatoのNゲージ電車用台車の表面のディテールを削ったものです。この外に軸箱などつけたダミーのフレームを重ねます。
この台車の集電板は生かして全軸集電とします。ネタのパーシーは重量もあり集電もいいのでよく走ります。しかしナロー用やNゲージ用ポイントはフログなどに絶縁部分があるものが多いので、スムースな走りのためには全軸集電にしておくにこしたことはありません。
キャブ内にはモーターの入った動力ユニットのお尻が丸見えです。最初の計画通り7850型電光ばりに門構えにするか除煙板のみつけるかはもう少し考えてみます。
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9850タイプをつくる(1)

昨年のクリスマスセールで$99で購入したMantua/ModelPowerのマレーテンダー機を日本型輸入機に改造しようと思います。
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手前は30センチのスケールですが、かなり長くて大きいです。
寸法的には9750、9800,9850はほぼ同じなのでどれに改造しようか迷ったのですが、9750は30年熟成させた珊瑚のキットを保有しているし、9800は前部台車がスライドバルブなので、前後台車両方ともピストンバルブの9850を目指すことにしました。
といってもバルブギアまわりなど違っている部分も多いので、スケール機ではなく あくまでも9850風のフリーランスを目指します。先従輪撤去して、ボイラーも切り詰めます。キャブとテンダーは新製予定です。

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8760(47)ほぼ完成

少しディティールを付け加えて、形はほぼ完成しました。あと追加するとすれば機炭間の渡り板ぐらいでしょうか?しばらく試運転して問題なければ、DCCデコーダーとサウンドデコーダー搭載します。
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FESTINIOGのLINDAタイプを作る(1)

表の仕事で鉄道模型の方でもお付き合いのある某先生に某研究会で特別講演をお願いすることになりました。
こういう時には講演後何か記念品をお渡しすることになっているのですが、僭越ながらその記念品としてウェールズFestiniog鉄道のLINDAをプロトタイプとしたフリーランスを製作して差し上げようと思って計画しました。高さはそのままで前後方向を圧縮したいわゆるショーティーの車両です。
ベースは、蝸牛工房というブランドをデッチ上げてアルモデルさんからOEM供給していただいたパーシーの009のサドルタンク改造キットです。
Festiog1
ところでこのキットおかげさまで在庫僅小となっておりますので、ご希望の方はお早めにお求めください。

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鉄博の96二軸テンダーのモデルについて

鉄道博物館でもう一つ見たかったのが、「模型でたどる鉄道史 1号機関車から“スーパーこまち”まで 」という特別展です。
気になっていたのは、箱根越えの補機として投入された9600の初期型の銀色の模型です。
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このモデルを参考にされて久保田富弘さんがTMS346号に96二軸テンダーを発表され、それを参考に珊瑚模型から96二軸テンダーバージョンが発売されたときいています。
珊瑚の製品はスケールどおりの小さい二軸テンダーを牽いていますが、この鉄道博物館の模型のテンダーは実物に比べて少し大きくつくられているようです。展示物に手を触れて計測するわけにもいかないので見た印象だけでいうと、9550や8620初期型のテンダーの下回りだけ二軸化したような印象です。
またキャブ窓の感じもやや縦長で9600というより6700のような感じがします。ランボード上にも一部リベットがありますが、この時期の川崎車両の機関車は沈鋲を使っていたのでリベットは表面に出ていなかったという話も聞きました。久保田さんのモデルはランボードの縁にリベットが打ってあり、珊瑚の製品もリベットがあるのですが、模型としてはリベットがあった方が見栄えがして精密感出るのでどちらがよいかとはなんともいえないところです。

私は峠専用の機関車というのはあまり好きではないので、珊瑚の96二軸テンダーのキットを組むときやはり本線用として 通常の箱形テンダーに振り替えようか、鉄博のモデルのように長めの二軸テンダー牽かそうか、あるいは86の初期型のような三軸テンダーに振り替えようか悩んではいます。

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また9850が展示してある前にこのモデルのレプリカ?が常設展示されていますが、テンダー上縁のフレアー部分のRが小さかったり、ランボードが細かい網目板使ってあったりオリジナルの印象をイマイチ伝えていないと思いました。アクリルケールに入っているため写真が見苦しくなってしまいました。

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鉄博で9850の細部をみる

今回東京に出かけた目的のひとつは大宮の鉄道博物館で9850形マレー蒸機機関車の細部を見たかったことにあります。模型化図面としては、中尾豊さんが描かれてTMS259号(1970年1月号)に掲載された図面と片野正己さんが「一号機関車からC63まで」に描かれたスケールイラストがあります。両者ともコピーして持参して実物と見比べてきました。

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図面でよくわからなかったのが、テンダー上面のフレアの部分、特に後ろの角の部分です。実物を見てみるとラッパ状に開いたフレアが曲面で曲がっています。実物もこの部分は別パーツになっているようですが、小さな模型ではこの部分を実物と同じように叩き出しで作るのは困難だと思いました。頭を絞る必要がありそうです。
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つぎはキャブ後端とテンダー前方の手すりですが、この部分だけ凹ませた手の込んだ造りになっているようです。
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キャブ前面の扉は開くようになっていて、窓の部分は旋回して開くようになっているようです。ただこれをそのままつくるとゴチャゴチャした感じになりそうです。
また逆止弁や安全弁の形が岩崎・渡辺コレクションの写真などとは違っているようでした。

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東京物欲日誌(2) 珊瑚模型店でパーツ漁り

順序が逆になりましたが、4/28は方南町の珊瑚模型店に行きました。店内に入るなり13mmの高名なモデラーのTkさんに捕まってしまい、一時間ほどお話ししたあと、じっくりカウンターの反対側にある部品引き出し棚で品定めをしました。今回はやはり一時間以上パーツ漁りしてしまいましたので、珊瑚の店には二時間半ぐらい居させてもらったことになります。そのため新橋の「鉄道歴史展示室」にミニチュア展見に行く時間がなくなってしまいました。
戦利品は
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8100のフレームとロッドです。8300〜8500クラスのモーガルの下ネタにしようかと思います。
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大夕張4号機のフレームとロッドです。フリーのコンソリテンダーの下ネタになるでしょうか?
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あといろいろキャブ、テンダーとか煙突やタンクとかいろいろ買って帰りました。今計画中の機関車の図面を持っていって小林社長に相談したら、いろいろ煙突出してもらえましたので、3本ですがオトナ買いして帰りました。
といってもパーツや動輪などあれこれ包んでもらうと軽く数万円ぐらいになってしまうのが、コワイところです。とはいっても、このお店に来るとこのパーツが何に使えそうか考えながら買い物できるのが楽しいですね。


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東京物欲日誌(1) 鉄道模型市2013

4/28-29は上京してきました。4/29は午前中大宮の鉄道博物館に行って、午後は浜松町の鉄道模型市に行きました。
お買い物はメディカルアートで、ネットで見て気になっていたホーンビーの石炭車を買いました。ホーンビーではなくてDapolでした。5/6追記
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少し車長が長いのですが、画像で仮想的に切り詰めてみると昔の九州鉄道風の古典石炭ホッパー車にはなりそうな感じです。
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あと杉山模型でおもしろパワー27という動力装置を買いました。集電ブラシを車輪の表側からあてるというのは斬新なアイデアですね。
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杉山さんのご主人に聞いたら真鍮棒にウォームをハンダ付けしてあるだけなので、比較的簡単に軸距が短縮できそうです。これで何を作るかはまたのお楽しみということにしておきます。
この杉山さんの動力ユニットもアルモデルから発売予定で試作展示されていた小型DLの動力装置も比較的大きめのモジュールのギア使ってあり結構軸受けのガタが大きいですがスムースに走っていました。スロー効かせるためにギア比をかせごうと思って細かいモジュールのギアをつかうと軸受け部分の精度きっちり作らないといけないのであまりガタをとれないですが、むしろ逆転の発想でいった方がよいのかもしれません

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トーマさんのところでホワイトメタルのジャンクパーツを購入しました。

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あと会場をウロウロしているとIORI工房というメーカーさんが、レーザーカットの古典客車を出品されているのを見つけました。お話しを聞いてみると現在はNゲージのみですが。1/80サイズの試作もされているようで、頑張って発売していただくように声をかけてきました。
なお出店しているメーカーのブースに置いてある建造物は殆どがNゲージサイズで、某社が大社駅のキットも売っていましたがそのメーカーの方に聞いても1/80では大きすぎるとのことした。また今後1/80で駅舎の発売予定はないそうなのでちょっと残念でした。
今回の鉄道市とは関係ないですが、Nゲージではさんけいさんから京都の嵯峨駅のキットも出ているようですが、16番サイズでは発売されていないようです。やはり需要がないのでしょうか?

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