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9850タイプをつくる(4)テンダー上回り

9850のテンダーですが、元のMantua製マレー機関車についてきたテンダーは巨大すぎて切り継ぎしても使い物にならないので新製することにしました。
スクラッチなら、リベット打ち出して自作するのですが、今回はキット利用のお手軽?工作というコンセプトなので、やはりキットかパーツ利用でいきたいと思いました。
そこで実物の9850のテンダーの寸法が殆ど8620と同じなので珊瑚15周年記念の廉価版86キットのテンダーを使うことにしました。今年珊瑚模型が50周年だそうなので、35年間熟成させたことになります。
上端をフレア状に加工して、後面隅のカーブも大きく曲げ直してみましたが、結構加工に時間がかかりました。これならひょっとするとスクラッチの方が早かったかもしれないです。
フレアをラッパ状に開くように曲げるのは比較的簡単でしたが、テンダー本体のキャブ後端のカーブを大きく曲げ直すのは大変でした。バーナーでよく炙ってナマしてから加工しましたが、少しカーブがいびつになってしまいました。少しRが大きめになってしまいました。またコーナー部のフレアは一応切り込み入れて曲げました。
P1020513
もちろんリベットのパターンも厳密には違いますが、それらしく見えればよいとします。
一部要らないリベットは、耐水ペーパーと超硬のキサゲで根気よく削り取りました。
こういうキット加工で、ちょっと知恵を絞ってパーツを変身させて行くのも楽しいですね。

実はキャブも86のパーツを流用して作る予定です。それはまた後日

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