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8760(50)機炭間渡り板

t0.4真鍮板と1.1X0.9真鍮パイプで簡単にまとめました。真鍮パイプには0.5mm径真鍮線を通し、端部を折り曲げてキャブに空けた穴に差し込んであるだけです。裏面には絶縁のため3Mのメンディングテープを貼りました。7850では渡り板を通電回路に使っていたのでバネで圧着させましたが、今回は通電回路には使わないので渡り板の自重でテンダーに乗っかっているのみです。実際の渡り板はもう少し大きいようですが、急カーブを通す模型では実物どおりの大きさにするとカーブでテンダーに当たったりするので小さめにする必要があります。なおこの機関車は550Rを通過できます。
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8760(49)テンダーのジャンパー線

今回はイコライザーは厚手両面テープで支えています。
この方法の欠点は車体とイコライザー、車輪が絶縁されてしまうことです。といっても車軸と台枠が触れているようで導通していたのですが、やはり集電が少し不安定なのでジャンバー線で車体とイコライザーを電気的に結びました。少し集電が改善したようです。

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8760(48)ドレインコック

シリンダー下のドレインコックつけるの忘れていたので、ニワのロストパーツをハンダ付けしました。
ところでこのドレインコック、ランナーから切り離すの皆さんどうされているのでしょうか?
ニッパーで切り取ると曲がってまうので、それを修正されているのでしょうか?
今回は取付足の部分に両側から糸ノコで溝を付けて、ドレインコック部分をプライヤーにくわえて折り取りましたので、あまり歪まずに切り離せました。
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これをシリンダー下面に外からハンダ付けしました。

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9850タイプをつくる(6)テンダー仮組み

テンダーを仮組みして、機関車下回りと並べてみました。だいたいこんな感じになりました。
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9850タイプをつくる(5)テンダー台車

テンダーのボギー台車はアダチのTR20を使用し、下部の丸い出っ張り部分を削り落としました。また車輪も日光の11.5mm径スポークに交換して、軸孔も1.6mm径ドリルでさらってプレーン軸受けとしました。最初は輸出用米国型ブラス蒸機のアーチーバー使おうと思ったのですが、実車の軸距が1/80で20.5mmとなるので手持ちの軸距が19mmの台車では少し寸詰まりで印象が違うと思ったので、TR20を使いました。マクラバリは真鍮板で新製しました。片野さんの8550以来の方法で首振りはさせません。
単軸台車の方は、台枠は真鍮板から切り出し、軸箱は珊瑚の大夕張用のロストパーツのバネを無理矢理少し弓形に曲げて使用しました。写真は天地逆です。
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どちらとも9850の実車とは少し違いますが、今回は既製品利用のお気楽フリー路線なのでこれでよしとしました。
なお8760と同じく、単軸台車の中心を一点、ボギー台車を左右2点 両面テープを使った支点で支えてバネ入り?3点支持とします。


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9850タイプをつくる(4)テンダー上回り

9850のテンダーですが、元のMantua製マレー機関車についてきたテンダーは巨大すぎて切り継ぎしても使い物にならないので新製することにしました。
スクラッチなら、リベット打ち出して自作するのですが、今回はキット利用のお手軽?工作というコンセプトなので、やはりキットかパーツ利用でいきたいと思いました。
そこで実物の9850のテンダーの寸法が殆ど8620と同じなので珊瑚15周年記念の廉価版86キットのテンダーを使うことにしました。今年珊瑚模型が50周年だそうなので、35年間熟成させたことになります。
上端をフレア状に加工して、後面隅のカーブも大きく曲げ直してみましたが、結構加工に時間がかかりました。これならひょっとするとスクラッチの方が早かったかもしれないです。
フレアをラッパ状に開くように曲げるのは比較的簡単でしたが、テンダー本体のキャブ後端のカーブを大きく曲げ直すのは大変でした。バーナーでよく炙ってナマしてから加工しましたが、少しカーブがいびつになってしまいました。少しRが大きめになってしまいました。またコーナー部のフレアは一応切り込み入れて曲げました。
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もちろんリベットのパターンも厳密には違いますが、それらしく見えればよいとします。
一部要らないリベットは、耐水ペーパーと超硬のキサゲで根気よく削り取りました。
こういうキット加工で、ちょっと知恵を絞ってパーツを変身させて行くのも楽しいですね。

実はキャブも86のパーツを流用して作る予定です。それはまた後日

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9850タイプをつくる(3)モーター交換

主台枠後部を切断して、モーターを取り付けました。
このSE15H0SLTPというモーターは低速回転でコギングが気になるという声もあるようですが、実際搭載してみると動輪の回転を見ている限りではそんなに気になりません。低速回転のときモーターをみるとちょっと振動していますが、ある程度の回転数になると消えるので大丈夫みたいです。
モーターの取付は、厚手両面テープでサンドイッチした鉛板でフレームに貼り付けました。
モーターを両面テープでフレームに貼り付けるのは私のアイデアのように、4月号のTMSに平野さんに書かれてしまいましたが、オリジナルは松本謙一さんの発案です。
このモーター12Vかけると動輪を手で強く押さえても停止しないくらいトルクが強いです。この大きさでこんなにトルクの強いモーターは、イモンのコアレス以外見たことはありません。しかもこちらの方が値段は1/10以下なので低速回転時のビビリが気にならなければ十分使えるモーターだと思います。
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9850タイプをつくる(2) 今日が私のマレー音出取日

いよいよマレーに着工しました!!
関西ではマレーに着工した日のことをマレー音出取日(まれーねでーとりっひ)というらしい?です。

さて$99のMantua製マレー機関車ですが、分解してみました。
下回りは、先端と後端を切り取って短縮する必要があります。
現在缶モーターがついていますが、秋月で売っていた強力モーターに換装します。
また分解した状態で回してみるとやはり中国製だけあって一部の動輪に少しフレがあるようですが、そのままにしておこうと思います。
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上回りも分解できました
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オリジナルのドームはやや背が高いので、珊瑚などの手持ちのドームを仮に置いてみました。
煙突はC11用サンドドームは9750用スチームドームは86用です。
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ボイラーは切断短縮してキャブは新製します

ところでこれまで動輪軸距離・動輪径、ボイラー直径などがほぼ一致することに喜んでいましたが、よく検討するとやはり車高、ボイラー中心が数ミリ高いのに気がつきました。シャコタン(車高低下)改造も必要なようです。

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