バックマンの英国型ブランドBRANCH-LINE OOで古典二軸タンク車が発売されています。OO(1/76)なので少し大振りですが、日本の古典二軸タンク車にも相通じる雰囲気があります。
製品はやや腰高ですが、オリジナルの12.8mm車輪を10.5mm車輪に交換してやると何とか1/80日本型として使えそうです。
左が珊瑚エッチング板組みのア1900、中央が車輪交換済み、右がオリジナルです。
通風車ツ400と並べても大きさにはあまり違和感ありません。
車輪の交換はオリジナルの車軸の長さが26.2mmと非常に長いので日本製では適合する既製車輪がありません。車軸が2mm径ストレートだったので一旦車輪を抜いて、同じ車軸が2mm径のエンドウのスポーク車輪をはめました。英国型ですがメイドインチャイナなので寸法がインチ法ではないので助かりました。
新旧の車輪の比較です。
車軸を抜くときは、ピボット軸の軸端を痛めないように、肉厚パイプ(3.0-1.0mm)から作成した治具をボール盤にくわえて押し出しました
床下はレール面から10.4mmの高さなので、カプラー台座を削り、カプラーポケット後端を少しカットしてケーディーのNo44を取り付けました。ヨーロッパ大陸型のモデルならMEM規格のカプラーポケットがついているので、ケーディー(No17-20)への交換はすぐてきますが、英国型はMEM規格ではないので連結器ひとつでも大変ですね。
この貨車、昨年まだ円高だった時に3両で約三千円で購入したので、非常にコストパフォーマンスはよかったと思います。
もちろん日本型なのでEssoでは具合が悪いので塗り直します。ライジィング・サン石油会社のレタリングでも入れればそれらしくなりそうです。
バッファーは日本型とは位置が違うので切り取るつもりです。
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