貨車の製作 続編
フライッシュマンの二軸タンク車は、結局下回りも利用することにして、形式番号板や手すりなどを切り取りました。床板もエアブレーキシリンダーや補助空気溜も切り取りました。軸受けはプラ製のコロ軸受けは切り取って、エコーの小型電関用のホワイトメタルの軸箱を貼りました。接着にはエコーモデルでA店主に教えてもらったセメダインメタルロックという2液型接着剤を使いましたが、非常に強力です。ホワイトメタルの接着には、低温ハンダはもう不要だとおもいました。
珊瑚のバラキットを組んで、フカひれ化したツ400にはブレーキを組み込みました。この車両は大正9年にフワ30000形からの改造で製造されたらいしので、当然大正14年の自動連結器交換や直通空気ブレーキ化計画に備えて準備工事がされていたと思います。しかし当鉄道は真空ブレーキ、バッファーリンク連結器の時代という想定なので、あえて旧型のブレーキ機構を搭載しました。このあたり上手にウソがつけたでしょうか?
ところで明治にはよくみられたフワ30000形などの、有蓋車の端の高いところに設けられたに鳥小屋のようなドイツ式?の車掌室は乗務員に不評であったそうで、早期に廃車になったのかとおもってましたが、大正時代に通風車や冷蔵車に改造されたようです。おそらくあの車掌室に乗っていたら、江戸時代の駕籠に乗っているぐらい揺れたのではないかと想像しています。ドイツなどとは線路の路盤の強固さが全然違うので揺れて大変だったでしょうね
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