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9850タイプをつくる(17)少しだけ進展

少しだけ進展工作しました。ボイラーの不要な孔をプラの丸棒で埋めました。
煙室戸に手すりを付けました。それらしく見えるでしょうか?
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キャブ下に旋盤で丸棒から挽きだしたブレーキシリンダーを付けました。テコ類は後部台車に取り付けてシリンダーとは固定しない予定です。
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製品オリジナルのユニバーサルジョイントはヤワなので、交換しました。だるまや製は長すぎたので、グラントラインのデルリン製に押しネジを加工して取り付けました。
このジョイントは両方のボールジョイントのピンが並行になっています。模型では直角に交差していることが多いですが、機構学的にはピンが並行の方が正しいようです。ddx40aさんがブログで解説されています。
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9850タイプをつくる(16)パイピング

少しロコ本体のパイピングをおこなってみました。
給水管は、鉄博の9856の曲がり方より、なかおさんの図面に書かれた曲がり方の方が好きなのでそうしました。
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右側面に排気管、左側面に単複切り替え装置の作用ロッドをつけました。
作用ロッドの操作用?レバーはまだ付けていません。
途中の管支えやボイラーの穴埋めはまだです。
砂捲き管はボイラー上下の切り離しがあるのでもう少し考えます。
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9850タイプをつくる(15)サンドドーム、テンダーフレア

サンドドームの砂捲き管元栓とその周辺のディテールを付けました。
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作用ロッドがついていない側は鉄博の保存機9856(上の写真)を参考にしてまとめましたが、作用ロッド側は9856がカットモデルで切り取られていてよくわかないので、岩崎渡辺コレクションの写真を参考にまとめました。
元栓自体はウィストのロストパーツ利用です。非作用ロッド側は三角形のベースをt0.2洋白板から加工してつけました。作用ロッドレバーの取付具は、ウィストの管継手φ0.8エゼクタ排気のベースの部分のみを利用しました。
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テンダーのフレアは結局上端に0.35真鍮線を縁取りとして貼って、コーナーフレア部分は出来るだけハンダで埋めて残った隙間はエポキシパテで埋めました。今回は10分間硬化型のものを使いましたが、柔らかいのは最初の2,3分で4、5分経つと硬化してモロモロしてしまうので、手早い作業が必要でした。大盛りで埋めて、20-30分ぐらいしてから余分なところを、キサゲやドライバーの先で削るのがよいようです。

先日N氏と話をしていたのですが、大宮の鉄博は照明が暗いのと、車輌の周囲にいろいろな展示物やデッキがあるので細部写真を撮るにはあまりよくない環境ですね。特に9856のまわりで、鉄道コスチュームでの記念撮影用に並ばせるのは止めて欲しいです。人の列が邪魔で写真がとれないです。

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カント付き線路

ヤマさんのリクエストでIMONの曲線も測定してみました。
カントの角度は2-3度で曲線内外のレール面の高さの差は0.5-0.6mmでした。
ユニトラックは
カントの角度は3-4度で曲線内外のレール面の高さの差は0.8-0.9mmでした。
イモンの線路にくらべてカントは強めのようです。

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捻れ曲線試走線路

ヤマさんの高急モデルノートカント付きユニトラックが発売されていたのを知って、購入してみました。
といってもエンドレスにしてカント付き線路で走らせるわけではなくて、ヤマさんと同じくアプローチ線路をS字状につないで捻れ曲線での走行テストです。
フカヒレ原理説明用のデモ車を走らせてみると、フカヒレイコライザーが曲線とカントで台車取り付け板が捻られて線路に追従していくのが透明の床板を通してよくわかります。
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カントはデジタル勾配計で測ってみると3-4度ぐらいです。
今回はPC枕木のみですが、木製枕木バージョンも発売されるとよいと思います。


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ガーラット改造計画(11)

ガーラットは一応完成したのですが、何かイマイチで塗らずに2年ほど放置していました。
OLCOさんのブログにフロントデッキに道具箱が載っているガーラットををみてコレだと思いましたが、適当なパーツも見つからず放置していました。
正月三日にユニトラックが欲しくなって立ち寄った大阪・日本橋のボークス6Fで、パーツコーナーにぶら下がっていたエコーのパーツをみて、これだと思って買ってきました。
この店とか原宿イモンのように実際パーツが展示されているのをみて買い物できるショップは楽しいですね。
といってもこのパーツを薄く削って蓋として利用しただけで、道具箱本体は真鍮角材から削り出しました。
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少しフロントデッキからはみ出してしまうので、もう少しタンクを後ろに下げます。
あとはザイール(旧ベルギー領コンゴ)のガーラットのように道具箱の脇に手すり棒を立てようかと思います。


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9850タイプをつくる(14)バッファー・動力装置

機関車の前後にバッファーをつけました。以前OSさんからいただいた杉山模型のナローゲージ用がちょうどお似合いでしたので取付けました。バッファー台座はだるまやのバッファーについていたエッチングパーツの加工です。バッファー台座はなぜか鉄博保存機はテンダー側は縦長になっていますので、そのように取付けました。
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また煙室扉前のランボードは、実物は太い鉄棒で支えられています。
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これは網目板エッチング板と1.0mm真鍮線でまとめました。
少し位置は違いますが、元の製品の前照灯のコード配線孔を利用して取り付けました。
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正月に勾配のある本格的レイアウト2カ所で試走させていただきましたが、
元製品のギア比が小さいためかスピードが遅すぎるということはなかったです。
ただ集電がやや弱いようです。元製品は前後台車で極性を変えて集電するようになっており、現在そのままですが、やはりテンダーからも集電するように追加工が必要なようです。
牽引力は十分ありました。3%勾配で貨車14両を牽きました、平坦線だと22両でまだ余力がありました。もう少し補重のスペースはのこっているので牽引力増加も期待できそうです。
あと上り勾配などで牽引負荷が大きくなると前部台車が蛇行をはじめるようです。単機や下り坂ではコロ式復元装置のおかげて前部台車の首振りはほとんどないのですが、牽引負荷が大きくなると首を振ります。この辺りももう少し工夫が必要なようです。
それから14両貨車牽かせて3%勾配のぼったら、前後台車のギアボックスのウォーム軸を結ぶジョイントが弛みました。ここの補強も必要です。
やはりレイアウト走らせてみると、フロアに敷いたエンドレスや走行台とは違っていろいろ支障が出ますね。というわけで、レイアウト必要かと痛感しています。


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あけましておめでとうございます

昨年は8760は完成したものの塗装までは至らず、年内完成をめざした9850タイプも80%程度に終わりました。
プラ客車改造プロジェクトも中断しています。
ことしもまずは仕掛品撲滅運動からはじめるのがよいかもしれません。
本年もブログあたたかく見守っていただくようお願いします。

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