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ピッツバーグタイプCタンクを作る(2)

ネタとなったバックマンのCタンクですが、とにかく大きくて背が高いです。ボイラーの上端が線路面から34mmあります。1350はボイラーの上端が線路面から29mmなのでそのままボイラーの利用は不可です。日本に来たポーターの機関車だと最大級の神中鉄道のDタンクが、実物で2588mmで1/80で32.4ですので、1/80->1/87で一割小さくなっていることをかんがえても、バックマンのCタンクのプロトタイプはかなり大きな機関車のようです。
またモーター固定ブラケットの上面が31mmなので、大改造しない限りはボイラーの上端は真鍮板で新製しても32mm程度が限度です。
またボイラー直径は、1350は14mmですが、バックマンのCタンクは17mmあります。煙室部は使いたいので、シリンダーのサドルを削って2mm下げることにしました

ということで片野正己さんの1350の図面をパソコン上で切り貼りしてなんとかピッツバーグ風にまとめましたが、1350の軽快さは消えて、3400の子分のような格好になりました。上回りはもとのピノチオのエッチング板がオーバースケールだったので1/80では収拾がつかず、1/76程度に拡大して何とかまとめましたが、全体のプロポーションは1690を参考にしてまとめました。

1350d3

車体幅はエッチング板オリジナルが28mmなので、サイドタンク部のダイカストブロックが29.5mm幅ありますので、27mm程度まで削りました。


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