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ピッツバーグタイプCタンクを作る(8)

ドームの頭のカーブを削り直しました。
取付ネジ孔は、横着して旋盤の三爪チャックにくわえて開けました。
そのあとネジを切って、チャックにくわえたヤトイにねじ込んで旋盤で削っています。
きっちりセンターは出ていないはずですがなんとかなりました。
サンドドームはエコーのパーツですが、やはり砂箱蓋の部分は、ピッツバーグスタイルに作り替えようかどうか?悩んでいます。スチームドームは輸出用機関車のジャンクパーツです。これは挽物+裾はプレスの製品なので、旋盤でヤトイにねじ込んで削りました。
屋根板もエッチング板のパーツは捨てて、新製しなおしました。

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最近、仕事場のXPからWindows7or8.1への切り替え作業で時間を取られていて模型の時間が減っています。といってもXPサポート終了まであと1週間ですね。
模型も少しずつやっています。


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ピッツバーグタイプCタンクを作る(7)

サイドタンク側板を折り曲げました。打ち出したリベットがあるときは、折り曲げのために万力や折り曲げ機を使うと、板の表側に保護板?を挟んでもリベットが痛むので、裏打ち板をハンダ付けして手で曲げるという方法で曲げました。これはコンさんのお得意の技法です。
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なおエッチング板の場合は表に厚紙か鉛板を保護に当てれば、万力でくわえて曲げても大丈夫のようです。

キャブと接合しました。
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タンク前板には、ピッツバーグ独特のボイラーとの接合板?を付けるつもりですが、まだです。
肩のRもボールドウィンに比べると小さいようです。1.5Rとしましたが、もう少し小さくてもよかったかもしれません。
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サイドタンクはt0.2洋白板で薄いので内側に補強板を入れています。
キャブとの接合も裏に板を当てています。折り曲げに使った裏打ち板のリサイクルです。
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ピッツバーグタイプCタンクを作る(6)

サイドタンク側板は、t0.2の洋白板からつくりました。リベットは0.8mm間隔です。
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旋盤にリベット打ち出し機を装着して打ちました。
打ち出しピッチはハンドルを回せばよいだけなのですが、これは落語の「時そば」の世界で邪念が入ると数え間違えるので精神を集中して取りかかりました。

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ピッツバーグタイプCタンクを作る(5)

ボイラーをのせてみました。
まだドームは手持ちの適当なパーツをのせただけです。
サンドドームはエコーのパーツ(中型機用 小)、スチームドームは輸出模型のジャンクパーツです。
ドーム類は頭のカーブを削り直して、砂箱の蓋も改造予定です。
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バックプレートの部分も切り取って高さを約3mm低くしました。
煙室とバックプレートの上にボイラーを載せています。
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最初は1690形のようなスタイルにしようと思って少し寸詰まりにするつもりでしたが、やはり1350風にすこし長めにすることにしました。サイドタンク中央の縦のリベットもなしにします。
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上図は片野正己さんのスケールイラストより改変

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(続)ピッツバーグ製蒸機の水タンクについて

その後銕騎さん、クラーケンさんからいろいろ資料を提供していただき教えていただきました。
何とピッツバーグのCタンクは下図のような構造になっていることが判明しました。
タンクの上下とタンク側サイドを一枚板から曲げて、外側サイドをはめこんでリベットで止めているらしいです。したがってリベットは外側板の下縁とサイドタンク上面外側に並んでいるようです。
松謙さん編集の「鉄道模型人2」の「日本に来たPittuburgh製機関車たち」の210や3400の写真をよく見るとサイドタンク上面の端にリベットが並んでいるのがみえます。
ボールドウィンの流儀とはまた違いますね。

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またボールドウィンではキャブとサイドタンクは、直接接合されておらず少し隙間が空いていますが、ピッツバーグでは接合されて一体となっているようですね(3/23追記)

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ピッツバーグタイプCタンクを作る(4)

キャブを組み立てました。
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下回りにキャブを載せました。
煙室サドルを約2mm削ってボイラー中心を下げました。
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煙突は切り取って交換します。
製品添付図を見ると煙室戸や前照灯は別パーツのハズですが、接着されているのか外れません。なんとかしないと・・・

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リンクの追加

リンクにBrass_solder 的 鉄道模型を追加しました。
フカヒレイコライザーの貨車への組込などいろいろ機構的にも工夫されています。

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ピッツバーグ製蒸機の水タンクについて

現在ピッツバーグタイプのCタンクをつくっていますが・・
松謙さん編集の「鉄道模型人2」の「日本に来たPittuburgh製機関車たち」の写真をみていますと、タンク機関車のサイドタンクの前妻板?にはリベットがにないようです。ボールドウィンの機関車だとタンク側板にも前妻板にもリベットがあります。
ボールウィンは、前端部にアングル状の骨組みがあってそこにリベットで止めていたのでしょうか?
それに対してピッツバーグは前妻板の端をフランジ状に曲げてそれにタンク側板をリベットで止めていたのではないかと推測しますがどんなもんでしょうか?

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ピッツバーグタイプCタンクを作る(3)

キャブの前後板を切り出しました。
ただエッチング板の窓は、天賞堂Cタンク準拠で、小さい方形の窓が開いているだけなので、ピッツバーグらしい形態に改造しました。ピッツバーグの機関車は屋根のRももっと小さいのですが、これはリベットのパターンがつかえなくなるのでそのままとしました。
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9850タイプをつくる(19)蒸気管

9850の後部台車への蒸気管を作りました。
後部台車の高圧シリンダーへの差し込み部分は、最初フライスで削ろうかと思ったのですが、何とかドリルで彫り込みました。まず小さい穴をあけて4mm径まで拡げました。後部台車とボイラーは固定されていないので、この穴に蒸気管をルーズに差し込むようにします。
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蒸気管は最初金属で作ろうと思ったのですが、手持ちの3mm径真鍮丸棒が快削材の物しかなく、直角に曲げると折れてしまいました。非快削材の3mm径丸棒は入手出来なかったので、真鍮パイプも曲げてみましたがいびつにしか曲がりませんでした。
というわけで今回はブラスモデルではなく、金属プラのハイブリッド仕様?なので真鍮にこだわらずタミヤの3mm径白色プラ棒を曲げて作りました。
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ただ曲げにはコツがあるようで、切り込みを入れずに熱を加えすぎて曲げると下の写真のように、だらんと曲がってしまいます。カッターナイフでV字状の溝をいれて、ミニトーチで折り曲げる部分を局所的に少し控えめに加熱して曲げると綺麗に曲がるようです。
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といっても気に入ったのが出来るまでかなりオシャカを出しました。
こういうのはガンガンつくって出来の良いのを選ぶようにしたほうが結局早いようです。

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取り付けた状態です。(3/9写真追加)
位置の微調整がしやすいので、ゴム系のG17で接着しました。


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