ピッツバーグ製蒸機の水タンクについて
現在ピッツバーグタイプのCタンクをつくっていますが・・
松謙さん編集の「鉄道模型人2」の「日本に来たPittuburgh製機関車たち」の写真をみていますと、タンク機関車のサイドタンクの前妻板?にはリベットがにないようです。ボールドウィンの機関車だとタンク側板にも前妻板にもリベットがあります。
ボールウィンは、前端部にアングル状の骨組みがあってそこにリベットで止めていたのでしょうか?
それに対してピッツバーグは前妻板の端をフランジ状に曲げてそれにタンク側板をリベットで止めていたのではないかと推測しますがどんなもんでしょうか?
Comments
ゆうえんさんの書かれている通り、ボールドウィンのサイドタンクはアングルを介して接合されていますが、ピッツバーグの場合は、前板をフランジ加工して、アングルなしで接合されているので、前板にはリベットは見えません.
Posted by: 銕騎 | March 07, 2014 12:07 AM
ピッツバーグのほとんどの水タンクは確かにそのようになっていますね。
リベット接合で水タンクを作る場合は、防水のためにコーキングという作業が必要なので、板の継ぎ目を減らすのは得策ですね、
ただ、周りをくるっと曲げるのはプレス型が必要で、その型が高価なため、タンクの大きさの種類に制限が出てきます。
バリエーションを増やしてコーキングの手間を惜しまないか、タンクの断面を共通化してリベットとコーキングの手間を省くかという事ですね。
この辺りにメーカーの考え方が出てくるものですねぇ。
Posted by: クラーケン | March 07, 2014 12:55 AM
銕騎さん、クラーケンさん、コメントありがとうございました。
サイドタンクのリベット検討していて、はじめて前妻板周囲にリベットがないことに気がつきました。おそまつな話です。
ところでこの時代でもやはり周りをくるっと曲げるのはプレスでやっていたのでしょうか?木型か何かに当てて、ハンマーで叩いていたということはないのでしょうか?
スチームドームやサンドドームののてっぺんや裾は、職人さんが木型に合わせてハンマーで叩いてつくったので、一両ごとにカーブがビミョーに違うとというのは聞いたことがあるのですが・・・
それとも英国の工場はこういう作業は手作業だったが、米国の工場はすでに工業機械化や規格化がすすんでプレス使っていたのでしょうか。
Posted by: ゆうえん・こうじ | March 07, 2014 01:25 AM
加悦などで見ましたが、スティームドームは薄い真鍮板をたたき出して作っているので、手作業の可能性もありますが、水タンクなどは鉄板製で板も厚く、手作業でたたき出せるものではないと思いますよ。
ちなみに、1350のサイドタンクの板厚は3mmです。
現在でも、前面の緩いカーブは手作業でたたき出したりしていますが、緩いカーブに限っての事ですよ。
Posted by: クラーケン | March 08, 2014 03:04 AM
ところでピッツバーグのタンク上面、ボイラー寄りはどうなっているのでしょうか?
ボールドウィンのようにアングル使ってリベットで接合しているのでしょうか?
それともやはり折り曲げて接合しているのでしょうか?
その場合はリベットはタンク上面に見えているのでしょうか?
それともタンクのボイラー面?あって上からは見えなかったのでしょうか?
1350,1690,3400あたりも上からの写真はみたことないのでよくわかりません。
品川の2850保存機はタンクのつくりが違うので参考にならないですし
ご存じの方がおられれば教えてください。
Posted by: ゆうえん・こうじ | March 13, 2014 10:24 AM
SARの4-8-2のドームを作っている様子です。
http://www.iwm.org.uk/collections/item/object/205202208
Posted by: railtruck | March 15, 2014 06:00 AM
railtruckさん 情報ありがとうございました。
確かにドームは薄板から叩き出しで出来ますが、3mmの鉄板はハンマーで叩いても曲がらないですね。
ところでこういう叩き出しの場合は素材の鉄板は鈍すのでしょうか?
Posted by: ゆうえん・こうじ | March 17, 2014 09:58 AM