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模型のリベット表現について

模型のリベットですが、頭を小さくして実物どおりの数と間隔にした方がよいのか?それとも頭を少し大きめして間隔を拡げた方がよいのかは、各人の模型感の違いもあって結論が出ない問題です。
昔はエッチング製造工程の技術的な問題もあり、あまり小さいリベットは出来なかったそうなので、リベットは大きかったそうです。小さいエッチングパターンだとレジストが剥がれて、リベットが飛んで歩留まりが悪かったと聞きました。
最近は技術が進歩して、エッチングでも小さいリベットもできるので、市販のキットなどでは繊細なほとんど実物通りの間隔と大きさになっているようですね。ただそうなると製作途中に表面にハンダが流れたり、塗装で少し厚塗りにするとリベットが埋まってしまう?ので注意が必要です。
また自作で打ち出しにする場合は、1/80前後のサイズではリベットの頭がややオーバースケールになるので、リベットのパターンによっては間引かざるを得ないと思います。
また一概にスケール通りがいいとはいえず、昔の天賞堂のCタンクの大きなリベットも模型としてはいい表現だったと思います。トビーの4030(輸出用のDタンクを含む)は初期製品が打ち出しで大きなリベット、後期製品はエッチングで繊細なリベットですが 模型としてみた場合は優劣がつけがたいと思います。私の主観では前期製品の表現が好きです。
わたしはスケール通りにはせず、少し間引いてリベットの頭の大きさも勘案して、みた感じのよい間隔としています。

あと実際に製作するとき、私はリベット打ち出し機を旋盤に装着して、材料を刃物台に固定して動かしてリベットのピッチを出していますが、あまり半端な間隔にすると、ダイヤルを回すだけといっても頭が混乱してきます。打ち出し作業をしている途中に何か声でもかけられると「時そば」の落語のソバ屋ように間違えてしまいます。というかこれで数枚サイドタンクやテンダーの側板をオシャカにしてしまいました。これは刃物台の送りをDRO化しても同じだと思います。
それこそNC化するか、DRO機器からパソコンにデータを入力して、寸法送りをアシストするようなプログラムでも作らないと私には無理だと思っています。

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