9850タイプをつくる(24) ダイカストブロックを削る
この機関車750Rのカーブでは問題なく走るのですが、600Rだと右回りはOKですが、なぜか左回りにするとショートしてしまいます。接触してショートしそうなところにテープを貼ってみたのですがやはりショートします。おそらく前部台車の支えが急カーブでは当たって全体が捩れてどこか当たっているのだ考えました。
というわけでダイカストブロックをフライスで削りました。
久しぶりに分解しました。デジトラックスのデコーダーを積みました。
ボイラー側のボールベアリングを使った支えの周囲を左右1mmずつフライスで削りました。
スペースが増えたのでベアリングを5mm径から6mm径に変更しました。
これで600R左回りも問題なく走れるようになりました。
なおオリジナルの改造前の製品は600Rのカーブは問題ないです。
私が前後台車の位置を変えたのと前部台車の支持方法を変えたためにおきた問題だと思います。
あとは前照灯と砂撒き管をつければ完成です。
ところでこのベースになったMantuaのマレー機関車 もう一両ぐらい欲しかったのですが、TMS6月号によるとMantuaブランドを持っているModel Power社が廃業してしまうので、一応絶版のようです。
おそらく金型は中国の製造メーカーが持っているのでしょうから、どこかに転売されて別ブランドで発売されることを期待しています。
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