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9850タイプをつくる(25) DCCデコーダの配線

以前このブログに書いたように9850タイプは機関車にデジトラックス社のデコーダーDZ125、テンダーにMRC社のサウンドオンリーデコーダーを搭載しています。
一応DC運転でのPFM・SL1サウンドシステムでの運転も考えて、テンダーのサウンド回路はオフできるようにしています。某外国鉄道模型店のサイトにはDCCデコーダーにPFM・SL1サウンドシステムを継ぐとDCCデコーダーが壊れるように書いてありますが、一応大丈夫なようです。(保証は出来ないので、接続は自己責任でお願いします。)

というわけで、非DCC対応の機関車とも重連が可能にしたつもりだったのですが、DC運転で同じ線路に置いて走らせると逆方向に走りました。
走行用デコーダーのCV29の値を6から7に書き替えてみましたが、DCCでの進行方向は逆になりましたが、DC運転での走行方向は同じでした。DCCデコーダーからモーターへの配線を逆にすれば直るかと思いましたが、それだとDCC運転で方向が逆になります。
頭が混乱してしまいましたが、結局DCCデコーダーから左右の車輪の配線を逆にすれば、直りました。
DCCのみだと結局DCCデコーダーから左右の車輪の配線が逆でも車輌の進行方向には問題がないので、ミスの発見が遅れました。

あと上り勾配で貨車をたくさん連結すろと、BEMF(モーターの逆起電力を使った速度制御)が効いているためか、ある程度以上スロットルを上げても機関車のスピードは変わらないという現象は意外でした。
サウンドデコーダーはブラスト音のピッチは速くなるのに、機関車のスピードはそのままです。

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7000タイプを作る(23)工作もう少しすすみました

今日は関西合運にでかけるので、昨夜出来る範囲で仮組みしてちょこちょこまとめました。まだヘッドライトや煙室ブレースなど未完の部分も多いのですが、なんとか格好をつけました。(20)からは手すりや砂撒き管、給水管が追加になっています。
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フカひれの系譜

二軸貨車に組み込んだフカひれイコライザーについて、もう一度整理してみました。

フカひれイコライザーは、故伊藤剛氏の考案によるものですが
原著はやはり
TMS誌2002年7月号(698号)に掲載された伊藤剛さんの「日車PCC-NSLのバタフライ台車枠」
ということになるのでしょうね。

その後コンさんのブログで、ボギー車への組込がおこなわれました。

次にその動作原理をワークスKさんのブログで解明され、解説されています。

その後ddx40aさんが、ロンビックイコライザーの幾何学的証明をされて、フカひれイコライザーは等角逆捻り機構であるが、ロンビックイコライザーとは機構的に異なるものであると解明されています。

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フカひれスケルトンモデルに触ってください

21日の日曜日のみ鉄道模型大集合inOSAKAに参加します。
二軸貨車に組み込むフカひれイコライザーのスケルトンモデル持参します。
HOJCの部屋に置かせてもらっていますので、鉄道模型大集合inOSAKAに参加されるクラブの方でご覧になりたい方あれば、HOJCの部屋にお越しいただたいて実際にさわってみてください。
フカひれの原理についていろいろ読むより、実際さわってみると仕掛けがよくわかりますよ。

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だるまさんが走った(2)

車体を組もうとしたのですが、何か物足りない感じがしました。

やはりワフには妻面にハンドブレーキカバーが必須だと思いました。
というわけで妻面にキットの残材をから1mm幅の帯材を切り出して改造しました。
実物ではハンドブレーキカバーの両サイドがガラス窓になっているのが多いようですが、右側は窓を開けてもキットの枠材にかかってしまうので、窓を開けずそのままにしました。
ハンドブレーキカバーは8mm径の真鍮丸棒から切り出しました。左下の標識灯はエコ−のロストパーツで、1mmドリルで貫通させてパイプを埋め込み光学繊維を突っ込んでLEDで点灯させることにしました。
今回はDCC運転での尾灯前後切り替えは、ファンクションデコーダーを積むのではなく
機械的に切り替える仕掛けを搭載するつもりです。詳細はまた後日書きます。
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なお通常の客貨車列車後部のテールライトの数ですが、1925-1947年は左下1灯のようです。1925までは左下と左右の上(軒下)に各一個の3灯、現在の見慣れた左右下2灯になったのは1947年からです。左右下2灯は米国式でGHQの指示だった?という話も誰かから聞きました。

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だるまさんが走った(1)

エムズコレクションから発売されている だるまさん(貨車倉庫)を走らせることにしました。
このキットまず骨組みを組んでその上に側板・妻板・屋根を貼り付ける構造となっています。
本来なら2.5mm厚MDFボード製の床板に骨組みを接着するのですが、フカひれイコライザーを組み込みたいので、このキットの床板は使用せず1mm厚アルミ板から切り出した床板に骨組みを接着しました。

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以前組んだワフ(クラブで特注したモデルワークスのキット組立品)と並べてみました。

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下回りはエコ−のシュー式軸受けです。
軸受け部には真鍮製のメタルを入れています。
フカひれイコライザーのリンクはこれから作ります。
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側板もスプレー糊を噴霧して接着しました。
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週末に組み立てます。

なおフカひれイコライザーのスケルトンモデルは、備南鉄道に出張しています。そこでフカひれの布教活動にいそしんでいるようです。

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続々 バックマンの4-4-0

7年前に購入して小加工してあったバックマンの4-4-0リッチモンドバージョンですが、このときはどうしても上下が分解できずドームの加工も上下一体のままおこないました。
その後浜リンさんにキャブ下のネジで外れるはずと教えていただき、ドライバーを当ててみたのですが、ネジが回らず、私の購入したロットはネジ止め剤ででも固定されているのか?あるいはその後設計変更になったのかとあきらめていました。
ところが本日もう一度よくみて、ネジの頭の塗装をはがしてみると・・・
なんとマイナスネジでした。他のネジが全部プラスネジなので、ここもネジならプラス頭だと決めつけていたのです。さすがチャイナ・クオリティーです。というか自分の頭が固くなっているのですね。ちなみにその後購入したボールドウィンバージョンなどはここもプラスネジで無事分解できています。今回もまた後でオロオロしないようにプラスネジに交換しておきました。

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あと私の購入したのは初期製品で、サウンドなしのDCC仕様でしたので、オリジナルのデコーダーをMRCのサウンドデコーダーに載せ替えていますが、その際誤ってライトの配線をショートさせてヘッドライトのLEDを壊してしまいました。
以来前照灯は切れたままになっていたのですが、これも分解しました。
3mm径の円筒形LEDをヘッドライトに押し込んであるだけの簡単な構造ですが、これもLEDの足が後ろに出ていて不○工なので、チップLEDに載せ替えようか?あるいはいっそのこと大きな油灯に交換して発電機も撤去しようかと思っています。
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ただ油灯仕様にするとこんどは、空制も撤去して真空ブレーキ仕様にしなければ・・とも思います。
そうすると大がかりな改造になりそうでまた仕掛かり品が増えそうです。
明治の北炭などは空制+油灯(+自連)だったようなので、ヘッドライト交換だけでも矛盾はしないのですが、もう少し迷ってみたいと思います。

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7000タイプを作る(22)工作少しすすみました

前端梁は、2X5の真鍮角材から削り出しました。
フレームに当たる部分は、1mmエンドミルで溝を掘りました。
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この程度のフライス作業なら、私の持っているユニマットIIIのバーチカルユニットでも十分加工できます。別にフレームなどの大物を真鍮角材から削り出すつもりはないので、大きなフライス盤を新規に買おうという気になかなかなりません。

フレーム前端にハンダ付けしました。
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カウキャッチャーは適当な物がなかったので、昔のHOn3の輸出用製品のパーツの流用です。
この機関車には少し立派過ぎるかもしれません。

テンダーのコーナー部のフレアは、この部分のみ別に洋白板の小片で作ってハンダ付けしました。
結構現物あわせでパーツを作るのが大変でした。
米国型のテンダーで一番手間がかかるのがこの部分だと思います。
フレア部分のみ別材で作ってテンダー側板上部にハンダ付けするのも結構大変だし
何かよい製作法がないかと思っています。
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仮に組んで見ました(コーナーフレア取付前)
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模型以外も下回りが好きなN潟のKさんから、下回り写真のリクエストでましたので載せておきます。
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このペースだと今月中に未塗装完成までは行きそうですが、塗装やサウンド搭載まではムリかなというところです。

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