« October 2014 | Main | December 2014 »

(続々々)室内灯回路 追記

昨日の回路で、抵抗を5Ωにすると 2Vまで充電されるのに30秒でしたが、コンデンサー完全放電時にスイッチオンしたときの突入電流?が300mA流れました。抵抗を10Ωにすると 2Vまで充電されるのに60秒で、コンデンサー完全放電時にスイッチオンしたときの突入電流?は150mA流れました。
ということで10Ω程度が、この回路にはよさそうです。
コンデンサーの容量が大きいだけあって、充電時間がかかるので、やはりDCコンバータの前に通常のコンデンサーを 大容量キャパシタが充電されるまでの間のちらつき防止にいれる必要がありそうです。

| | Comments (0)

(続々々)室内灯回路

前回は5.5V耐圧の電気二重層コンデンサーを用いましたが、今回は3V耐圧5Fの電気二重層コンデンサーと3Vの三端子レギュレーターが入手出来たので、下図のような回路をブレッドボードで組んでみました。今回の回路ではコンデンサーフル充電で約10分点灯していました。
3
電気二重層コンデンサーは、5.5V耐圧のものと2.5-3V耐圧のものがありますが、前者は内部抵抗が100Ωぐらいあり、後者は50mΩぐらいしかなく 耐圧が違うというだけではなく特性に大きな違いがあります。これは前者はメモリのバックアップなどの小電流用で、後者は動力などのもうすこし大きな電流バックアップ用らしいです。
5.5V耐圧のものは放電するときに内部抵抗による電圧降下があるので、通常のコンデンサーと同じように室内灯に並列に継いだだけでは、充電した電圧より低い電圧しかえられず一瞬暗くなります。それに対して3V耐圧のものは内部抵抗が小さいので放電時の電圧降下は小さいですが、充電時に大電流が流れないように抵抗を入れる必要があります。
今回の回路には最大電流を0.1Aにしたかったので、単純に3V/0.1A=30Ωの抵抗を入れてみましたが、これだと充電に時間がかかりすぎるようです。コンデンサーの電圧が2Vになるまで2分前後かかりました。またコンデンサーを完全に放電した状態でスイッチオンにしたときの突入電流は25mAぐらいなのでもうすこし抵抗値を小さくしてもよさそうです。5-10Ωぐらい?
また使用しているDCコンバーターは、最低1.2Vの電圧が必要なので、赤いダイオードの電圧降下分0.6Vを考えると、コンデンサーの放電電圧が1.8V以上のときのみこの回路は作動します。
もう少し工夫してみたいと思います。またアドバイスがあればコメントお願いします。

| | Comments (0)

6600 再び(3) 先台車 ベルトドライブ

先台車は組み立て塗装済みのものが付属していましたが、打ち込んである交換不可の先輪のタイヤ幅が2.2mmと薄いので一旦車輪を外して、通常の厚さの車輪に交換したついでに下に抜けるようにしました。この先台車最初はドロップかと思ったのですが、ロストでした。車輪押さえ板は真鍮線を曲げたものを加工した板にハンダ付けして簡略化しました。一応0.3mm燐青銅線で復元バネつけてありますが、このバネの形と強さはもう少し検討します。
今回はテンダードライブにしたため機関車は軽いので、コロ式復元装置の採用は見送りました。
20141103234030021

先台車の幅が狭くて車輪の横動が大きすぎるので、台車梁を新製して幅を拡げました。装着すると下の写真のようになります。
20141103234030002

テンダードライブでモーターから台車の伝動軸に回転を下ろすのは、適当なギアがなかったので、プーリーとベルトで伝動しました。ギアでないとスリップするのではないかと思ったのですが、にゃんこのおひげさんが自作のDE10やDD54でこの方式で伝動されているのをみて踏み切りました。実用上は問題なさそうです。バックマンやリリップトの海外製品でもこの駆動方式のものを見かけます。私の作例ではベルトはOリングです。軸受けにはミニチュアボールベアリングを入れました。
20141103234030090


| | Comments (0)

今日は塗装

今日は絶好の塗装日和だったので、8760を塗装しました。
今回はモーガルさんのお世話で購入したいさみやのカラープライマー(黒)を使ってみました。やはりプライマーには色が付いていた方が塗膜の厚みがよくわかるのでいいですね。また塗りやすかったです。ただこの商品はどこの模型店にもないし、発売元のいさみやは通販してくれないので入手難が難点です。
塗装のガン(エアーブラシ)はコンさんご推奨のバジャーのCrescendo MODEL175です。
今回はダブルアクションの扱いにだいぶ慣れましたがまだまだです。
プライマーだけでも黒色塗装として通用しそう?でしたが、やはりラッカーで上塗りしました。
最近はもっぱら、ホームセンターなどで売られているアスペンのスプレー缶(つや消し黒)です。正直言って模型店で売られている鉄道模型用ラッカーより、塗料メーカーから発売されているスプレー缶やタミヤのプラモ用スプレー缶の方が塗りやすいと私は思います。おそらく溶剤の配合が工夫されているのでしょうね。
鉄道模型では、薄いラッカーも何度も塗るというのが常識のようですが、これらのスプレー缶のラッカーは結構濃いので2回塗りぐらいで仕上げることになります。
プライマーをエアブラシで塗って、本塗装はスプレー缶か?といわれそうですが、とにかくこのアスペンのつや消し黒は塗りやすいです。

塗装後の模型はまた後日ブログで公開します。
私は塗装後約一ヶ月は組み立てずに寝かせますので、しばらくお待ちください。

| | Comments (0)

« October 2014 | Main | December 2014 »