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おおらかに模型を楽しむ

某氏のブログで京都・マツモト模型の客車が話題になりました。ご存じのようにマツモト模型の客車は京都の紙細工職人さんがつくるペーパー製完成品なのでブラス製に比べて軽く、非力な機関車でもそれなりの客車編成を引くことができます。他社では発売されていない旧型客車も多種発売されています。
といっても他社の製品と同じで寸法や細かいディテールはかならず正確とは言いがたいところも多々あります。ただそれらしい感じはよく出ている模型だと思います。
そのブログ主さんは
私は10年前くらいから「マツモトの客車は”スケール”ではなく”模型としての
味”」なのだと思います。
歳を重ねると、細かいことより”おおらか”になるのだと思っています

とおしゃっていますが、まさに同感です。

逆に今一番おおらかでない模型製品といえばModels Imonの製品だと思います。シビアというか実物を出来るだけ忠実に模型化しようとした製品群で、実物写真を撮っていた方たちが、その模型を手に入れたいという理想には一番近い製品だと思います。といってもそれを批判しようという気は毛頭ありません。ちなみにオーナーさんとも面識はありますがおおらかな方だと思います。実物追求路線もひとつの方向だと思いますし、それゆえ同社が、16番ではなく12mmゲージ1/87の製品を出しているのも納得がいくところです。

ただ自分の模型はそういう方向とは違っていると思います。実物で格好が悪いと思うところは、模型化するときには自分の好みに変えて、それらしい雰囲気がでることの方を優先したいと思います。またあまり細かいディティールもつけたいのとは思っていません。模型としての走行性能に支障があるなら、形態より走行性を優先したいと思います。今月のTMSに掲載された6500形蒸気もスーパーディティールの精密機模型ではなく、ソコソコの精密度で雰囲気重視で作ったつもりです。

というわけで、今後もおおらかにゆるい模型を楽しんでいきたいと思っております。

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Comments

あけましておめでとうございます。

「実物写真を撮っていた方たちが、その模型を手に入れたいという理想」というのは、ほんとにそのとおりで、ディアゴスティーニなどの大スケールディズプレイモデルも、そういう方々にはとても魅力のあるものなのだろうと思います。
でも、そういう模型は結果的にどれだけ実物を再現しているかが評価基準となるので、究極的にはどれも同じような個性の無いスーパーディテールモデルとなってしまいそうな気がして、模型工作が好きな方々、そちらから鉄道模型に入ったひとたちには、そういう模型はちょっと息苦しいのと、面白みという面で抵抗があるようにも思います。
逆に言えば、スケールモデル派からは、まったく価値を認められない模型作品であったりするわけで、極端な話、一般の人々からも、おもちゃ、トイトレインと同じジャンルに入れられてしまうことだってありそうな気がします。それが悪いとはいいませんが、
いろいろ、かんがえあわせると、鉄道模型がアート、というにはおこがましいかもしれませんが、手芸や工芸のようなかたちで人々から認知されるのは、まだまだ先のような気がします。

Posted by: skt | January 05, 2015 at 03:42 PM

sktさんがいわれるように、鉄道模型やっていてもいろんな考えの人がいるわけで、実物から入ってきた人もいれば、工作から入った人もいるし、精密再現派、アート派とかいろいろなのに「自分のやっている模型が一番」で、他の模型の価値を認めないヒトがいるのが困るんですよね。
多様な価値観を認めて仲良くすることが、趣味の世界でも一番大事だと思います。ことしも仲良くみんなで楽しみましょう( ^ω^ )

Posted by: ゆうえん・こうじ | January 05, 2015 at 05:05 PM

まいど
”京都の紙細工職人さんがつくるペーパー製完成品”
今の製品は知りませんが、以前(30~50年前)のものは大阪在住の元モデラーの方が製作されていました。
 当時、世の中にスケールの正しい客車、貨車は余り無かったのでは?
クラーケンさんが組み立中のバラキットが物語っていると思います。
 

Posted by: はた坊 | January 05, 2015 at 10:03 PM

はた坊さん、私はまた聞きのうわさ情報で失礼しました。

出鱈目な製品も昔は多かったですが、出鱈目な寸法でもそれなりに見えた製品も少ないながら存在すると思います。模型はスケールに忠実なのが一番でしょうが、それだけではそれらしく見えるわけでもなさそうです。

古典ロコでも昔は動輪径をベースに、写真にスケール当てて図面引いていたのが、クラーケンさんにお願いすればポケットから組立図を出していただけるようになりました。
でも組立図をそのまま縮小してつくれば、それらしくなるか・・・
永遠の課題ですね


Posted by: ゆうえん・こうじ | January 06, 2015 at 11:34 PM

まいど
”組立図をそのまま縮小してつくれば、それらしくなるか・・・
永遠の課題ですね”
 現在、小生の工作は”如何に忠実にスケールダウン”を目指しています。
しかしOJゲージでも無理は当然なのですが、、、
とりあえず、”これで良いのか”、やって見なければ判りませんなーーー。
まあ、出来るだけやって見ようと思います。。。。。

Posted by: はた坊 | January 07, 2015 at 03:14 AM

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