5900(5) キャブ(1)
今回はキットのパーツと実物写真を見比べて、感じが違うところチェックしながら、いろいろな部位から一貫性なく組んでいます。
キットのキャブ側面の感じが写真と少しちがうので金田さんの図面に当ててみると、少しキャブの窓が小さいようでした。珊瑚の米国型古典機キットではキャブの窓を小さめにする傾向があるようです。最新作の5も少し小さいと思います。これは設計者の好みでしょうか?
私はもう少し窓が大きい方がよいと思うので、ヤスリで拡げました。周囲を0.2-0.3mm程度ずつ削って縦横とも約0.5mm拡げました。ノギスで測定しながらヤスリでそろそろ削りました。
右が加工後、左が加工前です。これでも感じがかなり変わると思います。
またボールドウィンの鋼製キャブの窓の隅には小さなRがついているのが特徴なので、この部分も削り出しました。キットのままだと窓が少し小さくて、窓の隅にはRがないので、ボールドウィンよりロジャースみたいに見えるというのは言い過ぎでしょうか?
Comments