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5900(12) 先台車(2) など

先台車をさらに加工しました。


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左が前方、右が後方の先輪用です。後方用の中についているのが、飛び出す先台車用リンクです。カーブに入ると約0.5mm前方に繰り出します。リンク機構は6500に装着したものと同じです。
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組み立てて機関車に取り付けた写真です。
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上面のU型の金具がフレームの間にはまりこんで、回り止めとなります。
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キャブ内のボイラーは、キットオリジナルでは棒形モーターを隠すため約6.5mm後方に延長されていますが、スケールどおりの位置で切り取りました。バックプレートはウィストジャパンのロストパーツ・米国型古典機用バックプレートの周囲を削って小さくして、短縮したキャブ内ボイラーにハンダ付けしました。
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動輪イコライザーの軸箱に接する部分を0.5mm削りました。それでもまだシリンダー中心が、動輪中央より1mm近く高いので、もう0.5mmシリンダーサドル下面を削りました。
あちこち削った何とか、車体高さが煙室部でスケール+0.7mm、後方ボイラーでスケール+1.0mmの高さになりました。これだけ下げるとかなり腰高感は消えました。先輪とシリンダーの位置関係も感じがよくなりました。あともう少し現物あわせで削っていけばスケール+0.5mmぐらいまで下げられそうです。
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今回の組み立てでは、以前作ったカーボン製の簡易デジタルノギスを利用した車高測定器が大活躍しました。
英国型古典機はランボードを基準に高さをとっていけますが、米国型は基準線となるものがないので前後の傾きを調整するのが難しいですが、今回この道具で簡単に測定、調整できました。
トースカンで水平出すよりずっと便利です。
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