5900(10) テンダー組み立て(2) 端梁をつくる
キットに入っているテンダー後部端梁は、リベットがエッチングで表現されていますが、小さすぎるので新製しました。ここははごついリベットなので、植込むことにしました。
植込みリベットの場合も、私はまずクロステーブルで薄板にリベットを打ちます。そのリベットの裏側から植え込む線径のドリルで孔を開けたものを材料にハンダで仮止めして、ドリルで植込み用の孔を開けます。こうした方が、ケガくよりリベットの位置決めが楽です。
今回は0.5mm径の真鍮線を植え込みましたが、頭はヤスって高さを揃えたままでは、平たくて大きくみえるので、コーンカップカッターで頭を丸めました。こうすると小さく見えるのと丸鋲の感じが出ます。中央の5個並んだリベットのうち、左2個が頭を丸めたもの右3個が仕上げ前です。
あとボイラーとキャブを組みました。キットだと一気に形が出来るので気分が楽ですね。
気にいらない部分は、ハンダを炙って分解して作り直せばよいのです。
煙室部は15mmの肉薄パイプです。この外周に0.2mm洋白板にリベットを打ったものを巻き付けます。
この5900キット寸法的にはいろいろ問題多いですが、部品の精度はよくて組み立てはスムーズです。
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