Didcot の Trojan
今回の英国行きで一番見たかった機関車はDidcot Railway Centerの Trojanです。
なぜかというと、この機関車は私の大好きな機関車トーマスにでてくる緑色のBタンク パーシーのプロトタイプといわれていることと、国鉄1030形とおなじメーカー英国Avonside社で製造されており、製造番号も6番違いなので、ほぼ同じスペックで作られているだろうということです。Trojanが1897年製で製造番号が1386 1030形が1898年製で製造番号が1391 です。
なお1030形は中越鉄道が輸入して、阿波鉄道経由で国鉄籍に入っていますが、国鉄時代はサイドタンクになっていますが、メーカー出荷時にはサドルタンクだったという謎の機関車なのです。詳細は機関車史研究会の「エイヴォンサイドの機関車」P23-25をご覧ください。ヤフオクの写真に出ている組立図が1030形です。
1030形も模型の製作予定には入っています。そこで上記の本に組立図は載っていますが、やはり実際にスタイルの似た機関車をみてイメージをつかんでおきたかったのです。
Didcot Railway Center は、旧グレートウェスタン鉄道の車両を中心に保存している鉄道博物館です。ロンドンのパディントン駅からオックスフォード行きの快速に乗ると一時間弱でもより駅のDidcot Parkway駅に着くので便利です。Didcot Parkway駅では駅構内の地下道から直結です。ヒースロー空港からは電車でも、Readingまでの空港リムジンバスと電車を乗り継いでも一時間半ぐらいで行けます。
追記
1030についてはクラーケンさんがサイトで詳細な解説をされていました。あわせてごらんください。
Comments
こちらのアルバムにはゆーえんさんの展示車輛も写っていますよ。欲しがる人が多かったのでは?
http://www.009dutch.nl/archive/2015/album/2015expong-jvm/index.htm
Posted by: railtruck | November 08, 2015 07:27 AM
ガーラットは引き合いありました(*^-^) が、サドルタンクの方は引き合いなかったです。サドルタンクの方は売り物も用意していたのですが・・・
となりのSさんのバックウッズ組み立てのガーラットはかなり引き合いがったようです。結構ガーラット好きなモデラーが多いようです。
Posted by: ゆうえん・こうじ | November 08, 2015 03:24 PM
向こうでナローのガーラットというとバックウッズの難度の高いキットくらいしかありませんから。引き合いの多かったのも分かります。
Posted by: railtruck | November 08, 2015 04:27 PM
そういえば、ガーラットのこと尋ねられたみなさん杉山模型からガーラットが発売されていたことはご存じなかったですね。
Posted by: ゆうえん・こうじ | November 09, 2015 12:10 AM