先日とりあえずレポート書きましたが、もう少し日本の軽便祭や以前参加した米国のNNGC(National Narrow Gauge Convention)と比較して、感想を追加しておきます。
1.車両は工作が中心
アメリカと違って車両は展示も販売も完成品(RTR)は少なくキット組み立てや完成品加工・下回り利用が主体のようです。売っているキットも真鍮エッチングのみのもありますが、ホワイトメタルやロスト、プラなど複合素材?のものが多かったような印象でした。またショップで、キットだけではなくパーツ類の販売も目立ちました。私も持参した英国型サドルタンクのキットは売れましたが、完成品は売れませんでした。アルモデルのキットは結構売れていたようです。
とにかく英国のナローモデラーは工作を楽しむ方が多いようです。
またコンさんが書かれていたように樹木などのシナリー用品ショップは少なかったです。ストラクチャー材料やキットは売っていますが、NNGCのような樹木専門店というのはなかったです。
2.スケールは様々、でもゲージは規格化されたものを使っている。
16.5mmゲージを走る車両でも、1/55(プロトタイプは3フィートゲージ)とか1/34(同じく2フィートないし600mmゲージ)などメインラインのモデルにはない中途半端な?スケールの模型がいくつかありました。逆にOOn2(4mmスケール 1/76)の2フィートゲージの8mmゲージとかいう、規格化されたスケールを基準にした中途半端なゲージの模型は見かけませんでした。OOn3の12mmゲージはありましたが、これもHOmの利用です。
3.カプラーはフック式で米国型以外はケディーは見かけませんでしたが、自動開放やDUなど高度な入れ換え運転をやっていたブースも多かったです。物理的に下から押し上げる開放ランプやマグネットを使ったものなどもありました。
4.車載サウンドはほとんどなし
日本の軽便祭と違って車載サウンド、特に蒸機では見かけませんでした。おかげで会場は静かでした(*^-^)。
5.NNGCとは違って会場展示のみで、クリニック(教育講演)やレイアウトツアー(個人宅のレイアウトを開放して見せる)はなし
どちらかというとNNGCより日本の軽便祭に近い感じでした。ただもう一度ExpoNGにいきたいかときかれるとビミョーなところですね。とはいってもExpoNGは例年ハロウィーンの週の土曜日に開催されるようなので、この週は保存鉄道も蒸機を動かすところが多く、ExpoNG参加と保存鉄道訪問を兼ねる旅行ならわざわざ英国まで出かける価値はありそうに思いました。
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