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ロンドンのExpoNG(軽便祭)に行ってきました

K大先生やK兄、Sさん、HさんとロンドンのExpoNG=ロンドンの軽便祭に出かけてきました。
初日はロンドンに夜着いて、2日目ははブルーベル鉄道に出かけました。私は6年ぶり二度目の訪問です。
一昨年に、EastGrinsteadまで再?開通したので今はロンドン・ビクトリア駅から直通電車で一時間弱で行けるようになり便利になりました。
今回乗った列車は0-4-4の緑色のタンクロコが牽引していました。何度見てもサザングリーンは綺麗な色ですね。
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ブルーベル鉄道の素晴らしいのは、蒸気機関車だけの車両保存だけではなく、建築物の保存、駅のスタッフなども当時の制服姿というように、鉄道の全てが復元保存されており、まさに古典鉄道のテーマパークというところです。まるでイギリスのレイアウトの中に実際いるような感じでした。私のような明治・大正時代の鉄道をプロトタイプに模型をやっているものには、車両だけではなくストラクチャーや鉄道の雰囲気が非常に参考になります。

3日目はいよいよExpoNGです。会場はロンドン郊外の市営総合スポーツセンターのようなところ。この中の体育館が会場です。さつき会館時代の日本の軽便祭と同じように、業者さんとアマチュアの出展者のブースが混在しています。出展者はイギリスだけではなく、フランスやオランダ、スイスからの出展者もありまました。われわれの日本グループも机三つに展開しました。Sさんは日本からレイアウトを持参、K兄はいつもどおりの銀座軽便倶楽部のお仕事です。私とK大先生は車両を展示しました。
10時の開場5分前の準備中の様子です。
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展示の詳細は他のレポートも多いので省略いたしますが、印象に残ったものを書いてみます。
1/34 16.5mmゲージの模型ははじめてみました。よい大きさだと思いました。
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このレイアウトでは、フック型のカプラーですが、DUもやっていたのは感心しました。
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カプラーといえば、米国型以外はケーディーはほとんどなく、フック型カプラーでしたが自動連結・開放をデモしているレイアウトがおおく見られました。

レイアウトは展示用に作られたレイアウトが大半で、移動出来るホームレイアウトを持ち込んでというのはなかったようでした。
また同じレイアウトでも、イギリスとフランスの出展者のものでは色調が違うのはおもしろいと感じました。上がイギリス、下がフランスです
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業者さんもたくさん出展していましたが、少しパーツを買ったぐらいであまり買い物はしませんでした。キットも現物を見ていくつか欲しいものはあったのですが、衝動買いすると罪庫化する可能性が高いし、会場で買っても空港で還付手続きが簡単には出来ないので止めました。(日本から通販で頼むと、20%の消費税が免除になるので、その分で送料は出ることが多いです)ただ杉山模型のマレーのプロトタイプが掲載されているレビュー誌のバックナンバー77号が入手できたのが幸運でした。

4日目はもう帰国ですが、ヒースロー空港に行って荷物を預けてから、Didcot Railway Centreを訪問しました。ここはグレートウェスタンの保存車両が中心です。
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ここでは、是非見たかった一両のロコがあったのですが、それについてはまた後日書きます。
当日は霧が深かったのですが、ここに訪問した時だけは綺麗に晴れました。

濃霧のため帰りの飛行機は2時間近い遅れとなりましたが、グループ全員無事帰国しました。

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Comments

お帰りなさい。こちらのレポートもご覧になってますか?
http://ngrm-online.com/forums/index.php?/topic/15138-expong-2015/page-1

メンバー登録の質問の答えはお分かりかと思いますが、Welsh Highland Railwayです。

Posted by: railtruck | November 04, 2015 08:57 AM

いつも情報ありがとうございます。

そのレポートみてみました。
Sさんのレイアウトは好評だったようですね!!

Posted by: ゆうえん・こうじ | November 05, 2015 10:42 AM

見させていただきました
体調すぐれず、ちゃんと説明する元気がでなかったのが残念です

Posted by: 日出生交通社主 | November 05, 2015 04:52 PM

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