ビデオカメラカーを作る
結局カメラは高さを底上げすることにしました。アルミ材から曲げたアングルを貨車にはまり込むような寸法に切った板に接着してそこにビデオカメラをはめ込みました。
オリジナルの台車は車輪が直径12.5mmと大きく、車軸も26.5mmと長く、日本製の車輪交換も難しい状態でした。またボルスターも他の台車への交換が難しい構造だったので、ストックしてあったオーストラリアのSteamEraModelsのアーチバー台車と交換しました。これはポリアセタール製なのでよく転がります。それにともないボルスター付近も中心ピン+バネのふつうのネジ止め式に改造しました。これで13mmや12mmゲージのボギー台車を用意すればマルチゲージ対応?となります。
カプラーはケーディーの8番をつけました。カプラー取付板は、1mm厚真鍮板から加工して、床板に強力両面テープで貼り付けました。
接着剤使わなくても、両面テープで貼れば強度的には問題ないようです。またこの方式の利点はネジの先端が少し板から頭を出して、テープにくい込むようにしておくとネジの弛み止めになることです。
またこのビデオカメラHDR-AZ1用のレンズキャップというのは、市販されていないようなのでAKA-HLP1ハードレンズプロテクターを追加購入して装着しました。やはりビデオカメラでレンズ剥き出しでキャップなしというのは抵抗があります。
またバッファーは、上端がカメラの画像に入ってくるのと高さが高くて日本型とは合わないので切断しました。
(2016.1.5追記)
先日ある方のレイアウトで実際にビデオカメラカーで撮影してみました。
このビデオカメラ、広角レンズ?なので周囲の像は歪みますね。ハードレンズプロテクターをつけるとさらにその傾向は強くなるようです。画像の端に写ったレイアウト上の電柱や信号柱などは曲がって見えます。
しかし山などのシナリーは自然に見えるので、人間の感覚とは不思議なものだと思いました。
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