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眺めるだけの最近の鉄道模型雑誌

最近蒸機を工作している模型人の集まりで話題になったのが、最近の鉄道模型雑誌は写真ばかりで図面や説明図(イラスト)がほとんど載っていないので、あまり工作の参考にならないということでした。
そこで自宅の書棚からTMS特集シリーズ3「電車と機関車の工作」を引っ張り出して再読してみました。なおこの本は私が生まれる数年前のS32年(1957)に初版が出ています。なお私の持っているのはS56年(1981)に出た改訂4版(最終版)です。ハンドドリルが表紙写真になっているのも時代を感じます。掲載されている記事はほとんどS20年代のものです。
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まだこの時代は写真を印刷することが、撮影・製版などが時間的にもコスト的にも大変だったようで、ほとんどの製作(解説)記事が写真がなくて、文章以外は図面や説明図のみで解説されているようです。現在のスマホやデジカメで気軽に写真が撮れてDTPで製版できるという時代とは全く状況が異なっていたようです。それでも図面や説明図の方が多数の写真で解説するより、内容はわかりやすいという印象を受けました。
出版社もいろいろな事情で図面や説明図描いて掲載するのが難しいらしいですが、やはり写真だけではなく、もう少し図面や説明図を掲載して欲しいと思います。
なお外国でもドイツのMIBAあたりは日本の模型雑誌と同じく写真多用傾向ですが、イギリスの模型雑誌は図面や説明図がたくさん載っています。
といってもクレクレだけでは仕方がないので、雑誌の投稿者が自分で考えるべき問題かもしれないです。


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Comments

MIBAのバックナンバーを見てみました。「電車と機関車の工作」のように車輛の工作記事が寸法入りの部品図とともに載っているのは1970年頃までのようです。車輛の側面図や正面図だけなら1985年頃まで載っていますね。

Posted by: railtruck | January 17, 2016 at 05:32 PM

最近の雑誌の紙面の傾向はどなたもあまり面白くないと感じているようです。還暦を過ぎたオールドモデラーの私も同感です。鉄道模型を知るようになったころの十代の頃TMSは内容が高度過ぎてなかなか理解できなかったですが。模型の作り方をやさしく書かれた模型雑誌「模型と工作」や「子供の科学」今読んでも楽しいのは「作って楽しむ模型」がやはり楽しいのです。今の雑誌はクラフトホビーという一面を忘れてしまったようです。
キットを組むだけでもなかなかできなくなっている自分と残されたキットの山を思うと何とも考えてしまいます。
 でも鉄道模型は、トータルなクラフト(収集・工作する)ホビーです嘆いてばかりでもつまらないと思い直す今日です。

Posted by: 三和線社主 | January 19, 2016 at 12:46 PM

railtruckさん、三和線社主コメントありがとうございました。

確かに今の模型雑誌はクラフトホビーの指南書というような記事はすくないですね。そういう記事が載っていても売れないのでしょうか?
鉄道模型雑誌も3誌出ているのだからもう少し各誌ごとの独自性というのがあってもよいと思います。製品紹介記事などは、どの雑誌見てもあまり変わらないですね。これならどれかひとつ買っておけばよいということになります。

Posted by: ゆうえん・こうじ | January 19, 2016 at 10:23 PM

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